【店舗業】生産性より「NPS」を重視する時代
お疲れ様です!
新しい情報発信(集客)ツールを研究・検証しまくっていて、
スッカリ発信が疎かになってる仁藤です。
#ダメ人間
ただバズらせるのではなく、継続できるように
「テンプレート化」しつつ、
「ブランディング」も担保しつつ、
バズらせる。
という狙いでやってるので、けっこう大変です。
バズらせようと思ったら、もっとキャッチーなやり方がありますが、
それだと一発屋的・瞬間風速的に終わる可能性大なので。
しかもマグレでバズらせるんじゃなく、
「狙って(高確率で)バズらせられるようになる」
のが目標なので、これまた大変です。笑
ある程度ノウハウが確立したら、
店舗経営座談会グループに参加されてる方に
テストマーケティングの一環としてお願いしようと思っています。
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また、一昨日はバレイヤージュ講座の(久しぶりの)リアル講習会でした。
まだ遠方の方は自粛していて参加者は少数ですが、リアル講習を再開できて良かったです!
とはいえ講師の田代さんが、自粛期間中も、課題動画やライブ動画を配信し、
オンラインで1対1で指導にあたってくれていたので、参加者はリアル講習以上の学びもあったかと思います。
ほんと素晴らしい!!
バレイヤージュは難易度の高い技術ですが、
会得したら「新時代に値する(使える)武器」となるのは間違いないので、
参加者の方々と引き続き頑張っていきたいと思います!!
#ボクは参加者の方々とお話してるだけですが笑
生産性より「NPS」を重視しよう
では本題です。
昨今、appleをはじめ、アメリカのホームセンターのパーチなど、有名企業がこぞって重要視してるのが
・『NPS』(ネットプロモータースコア)
です。
NPSとは、
「お店に訪れたお客様が他人に勧めたくなった(紹介したくなった)人の数」
のことを指します。
ひと昔前までは、当然ながら「生産性」を重視していました。
店の規模に対して、小売店なら所狭しと商品を大量に陳列したり、
理美容室なら出来るだけ多くの席数を置いたりしてましたよね?
ですが今では、NPSのことを考え、
・『体験価値』
を感じてもらえるスペースを贅沢に作っている店が増えています。
前述したパーチも、キッチンでプロの料理人と一緒に料理できたり、
風呂場でシャワーを浴びれたりと、購入前に使い勝手を試せます。
appleの店舗を思い出して頂くとイメージしやすいかもしれませんね。
広々としていて、天井も高くて、自由に最新機器を試せて、
ゲームもやれて、小っちゃなイベントをやってたりします。
日本のアウトドア用品ブランドのスノーピークも、
名古屋に出店する複合施設がアウトドアが体験できる空間になっています。
どの店舗も、その場で商品が売ること(成約率)や、
できるだけ多くの商品を売ること(生産性)を
最優先事項として捉えていません。
それよりも、そこでの「体験」を友達にも紹介してくれたり、
ネットで拡散してくれるほうを優先しています。
その”口コミ力”の効果は、現代社会において計り知れないからです。
だってそうですよね?
これだけ飽和した世の中で一番信頼をおける情報は、
友達や仲間や家族など、近しい人間からの情報ですからね。
そんな、近しい人間の紹介(口コミ・拡散)が何よりも効果的です。
まぁここまでグダグダ説明してきましたが、要するに
・『NPS』が重要な時代になった
ということをご理解ください。笑
NPSを高めるために小っちゃな店舗ができること
じゃあ今ボクらが「NPSを高める」ためにできる事ってなんでしょう?
ボクらもゆくゆくは、贅沢に『体験価値』を与えられる
スペースを作ることを視野に入れるべきだと思います。
ただ、急にそういう店になろうと思ってもムリがありますよね?
まず、言えること・やるべきことは、来店いただいたお客様に対し
・感動を積み重ねる
ことだと思います。
カウンセリングや技術や接客など、1つ1つ感動を積み重ねること。
まぁこれは当たり前ですね。
次にできる事は、
・伝播しやすい店になる
ことです。
ちょっと抽象的で分かりづらいですよね?
分かりやすく説明しますね。
例えば、
「あの店はバレイヤージュが得意だから、バレイヤージュにしたいならオススメ!」
「あの店のエクステはめちゃくちゃ馴染むから、エクステを付けたいならオススメ!」
といった感じで、伝えやすく・伝わりやすい店にすることです。
あなたの店はどうでしょうか?
「伝播しやすい店」になってますか?
もし、自信がない方は、
・掛け算する
・取捨選択する
この2つを取り入れ、ウリを作ってみてください。
例えば、うちの店なら「床屋×ストリート」で、メジャーではなくアングラな雰囲気を感じる
短髪スタイルとパーマスタイルだけを発信しています。
なので、ストリートカルチャー好きや、そういった短髪・パーマスタイルが好きな友達がいれば、
その友達に紹介してくれやすくなります。
もっと簡単な方法もあります。
短髪×フェードとか。
→フェードスタイルのみ発信する
髪質改善×バレイヤージュとか。
→バレイヤージュカラーをしながらも、綺麗な髪に保てている情報を発信する
髪質改善×食べ物とか。
→綺麗な髪に改善しながらも、綺麗を保つための食べ物について発信する
整体×小顔とか。
→小顔になるノウハウだけ発信する
和食×丼モノとか。
→さまざまな和食をすべて丼モノにして発信する
これはまぁ適当ですが笑、とはいえこうするだけでも、
何もしないよりは大きく違いますよね。
このウリを見て来店されて、技術やサービスに満足されたお客様は、
同じことに興味を持っている知人・友人がいたら、まず紹介してくれるでしょう。
もしかしたら、興味を持ってない人にまで紹介してくれるかもしれません。
appleもスノーピークも今でさえ『体験価値』を提供していますが、
そもそもは「電子機器×スタイリッシュ」とか「アウトドア用品×高クオリティ」などの
ウリ(コンテンツ)があったからこそ、今があります。
なので、ぜひご自身の店のウリ(コンテンツ)を
・掛け算する
・取捨選択する
ことで「伝播しやすい店=NPSの高い店」になってほしいと思います。
お互い頑張りましょー!
P.S.
『掛け算する』『取捨選択する』上でのヒントとしては、
「需要がありながら、競合が少ない」
「キャッチーさもありつつ、玄人にもウケる」
そんな狙いで考えてみるといいと思います。
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