内気な少年だったぼくが、3日後にヒップホップのアルバムを出す理由
ヒップホップにふれていると、心が「解放」された気分になる。
これに共感する人がどれくらい存在するのかわからないが、ぼくは中学校3年生のときにヒップホップに出会って以来、何度もその感覚を味わってきた。勇気が湧いてきたり、自分が強くなったように感じたり、不思議な力をもつヒップホップ。そのカルチャーの当事者でありたい、自分の価値観を形にしたい、という思いから、アルバムをつくることになった。
ところで、「解放」の対義語を調べると、「閉鎖」「束縛」「拘束」という言葉が並ぶ。そも