月8万あれば充分だ。けれど...
僕が生きていく上で必要な月あたりの費用は8万円だ。食費、居住費、ジム代含めて8万だ。
ネットを繋げばいつだって面白い情報が無料で手に入るし、食事はスーパーへ行けば事足りる。しかも美味しいものばかりじゃないか。
水道水は飲める国だし、お湯だって出るからシャワーも快適。浴槽に浸かる時間は至福のときじゃないですか?
強いて言えば、食べる、身体を動かすといった普通の生活を送るための健康と体力が維持できてこそ成り立つ理論だと思っている。
なので食事はできるだけ、1日に必要な栄養を取れるよう調整している。
最近見つけた食事宅配サービスの『nosh』はすごく便利。自分で準備しようとはとても思えないような、バランスのとれた食事がラインナップされている。
食事を作るのが面倒な日でも、ご飯と味噌汁、そしてnoshの一品で心もお腹も満たされる。
食べ物と水が美味いのは、本当にありがたい。
10年以上前に、水道水を飲むことが恐怖に感じる中国や、毎日ピザやハンバーガー生活のアメリカを経験したからこそ、自国のありがたみをよく理解したし、これがいかに幸せなことかを噛みしめられたのです。
低コスト生活のデメリットをあげるとするなら、新しい体験をするためのお金がないことかな。
例えば有料サブスクリプションサービスに課金するためにはお金が必要なわけだし、友人と会うためには大抵、交通機関や車での移動が必要で、そのためにはお金が必要だ。
そうなると、8万円では不足することがある。
ここで大切なのは、お金は稼げばいいんだけど、いつの間にか稼ぐことが目的にすり替わっていることに気をつけることだ。
お金はあくまで、何かをするための道具だ。
スマホだって調べ物をしたり、連絡を取るための道具だ。
でも気付くとこれらに支配される時がある。
余談だがiPhoneのスクリーンタイム機能は自分がどれだけスマホに使われているかを客観的に見れるのですごく便利だ。
ぶっちゃけスマホなんて無くても人類は生きてこれたし、知識と体力さえあればどこでも生きていけると思っている。
言い換えれば知識と体力がなくなった時、恐怖感を感じ、当たり前の生活=幸せを求めて盲目的に生きることになるかもしれない。
幸い自分にとっての幸せに気付けているので、このまま価値観に沿って生きていければいいと思う。