3時間かかった決断を15分に短縮する
こんにちは、ワイです。
2年前に断捨離を行い、家中の段ボール箱とゴミ袋が消え去りました。それでも捨てられないものがいくつかありました。今回僕を悩ませたのがお気に入りのサングラスを処分するかどうか問題。
まあ処分することはさほど問題ではなく、決断する時間が長引いたことが問題なので、この対策方法について深掘りしていきます。
1.結論、感情を紙に書き出すこと
感情を客観視することで気持ちが落ち着き、適切な判断をしやすくなります。
今回の話しを例にすると、かつてイチロー選手が着用していたサングラスがすごく格好良くて、いつか欲しいなあと重いっていました。
ですがそのサングラスは絶版かつ人気のモデルで、数が少なくやっとの思いで入手したのです。
買った当時はきっと「もうこのサングラスしか使わない、これで俺は今後の人生でサングラスを購入することはないだろう」とかほざいていたような気がします。
とまあそれだけ思い入れの深いサングラスでした。
実際シルエットがシャープで、頭が小さい僕にもフィットしていましたし、側から見てもかなりカッコいいデザインだったと思います。
つまりこの思い入れこそが今回、僕を悩ませることになったのです。
そもそもなぜ手放そうか考えた理由ですが、結局使う機会が年に10回もなかった気がするんですよ。
僕のポリシーとしては、自分の部屋において良いものは「頻繁に使うもの・知識を補填する物・非常食&避難用具」です。
もしも毎日、日差しの強い場所へ外出したり、沖縄県にでも住んでいればサングラスは必需品になるんですけどね。
ロードバイクを乗ることもあるので、ドライアイや飛び石対策としてこのサングラスを使えばいい気もするのですが、大切&高価なので邪気に扱いたくないのです。
超過保護にしておいてアレですが、ぶっちゃけ自分でも面倒くさいなあと思うばかり。
だったら手放して、使う人の手元に届けた方がいいのではないか。
と言う思考の繰り返しだったわけですね笑
これで3時間は浪費しました←
HSP気質な僕は、一つのことを延々と考えることができてしまうので思考の無限ループが発生してしまうのです。
そこでテクニックを発動しました。
それが今抱いてる感情を紙に書き出すことです。
パソコンでもOKですが、こう言う時は紙の方が考えを吐き出しやすいです。
こうすると、脳みそが自然と話しを進めてくれます。
(以下、自分との対話です)
まずは「手放すか悩んでいる」と書き始めました。
すると
「そういや年に何回使っているのかな?」
とか
「この先いつどこで使う予定があるのかな?」
と現実的な回答を迫られることになり
「"負動産"は持っていてもしょうがないよなぁ」
と言う思考が見え始めます。
「ちなみに手放したら代替品を買うの?」
と問いかけられたら
「別に買わない。買うとしても安価な物を、必要になった時に買えばOK」
と。
「そもそも、もったいないが信念なら無理に売り買いする必要もないよね」
なんて言ってきます。
ここまでをまとめると
・別に使う予定は思い浮かばない
・必要になったら安い代替品を買う
となりました。
結果「必要に迫られたら売り買いする」と言う結論が導き出されたのです。
ここで言う"必要に迫られる"とは、引越しするとか、農作業でちょっと荒っぽい作業を頻繁にするため、サングラスへのダメージが心配。などが該当します。
ちなみに書き出してから結論が出るまで15分。最初から書いておけば2時間45分の時間削減になりますね。
何より、悩みが客観視されたことで、気持ち的にどうでも良くなってくるのです。
2.自分が思う価値を値段にして売りに出してみる
上述の通り、自分にとって物の価値は思い入れの量と比例します。
物を手放すことで思い出がなくなる恐怖感が、自分を悩ませる原因になっていますね。
ですがこうして、自分の気持ちを客観的に見ることでそんな不安を一定のレベルに沈めることができました。
僕の中では、もう売りに出してもOKと言う気持ちになっています。ただ、思い入れが100%消えたわけではなく、心の中にまだ残っているのは事実。
そこでオススメなのが『自分が思う価値を値段にして売りに出してみる』ことです。
僕がよく利用するメルカリを例えにしてみましょう。
まず売る物の市場価格を確認します。これをやらずに値段設定をすると、うっかり即売れてしまい、気持ちの整理がつかない事態になりかねません。
かつて断捨離の第1段として、ポケモンのハートゴールド一式を出品しました。
「もう使ってないし¥2000でいいかな」とか勝手に思って出品したら瞬く間に売れてしまいました。
本当に瞬きしたら売れたのでビビりました。
当時は「人気があるんだな〜」くらいにしか思いませんでしたが、落ち着いてくると「価格設定ミスった」ことに気づき、微妙な気持ちになるわけです。
このゲームは新品で買っていましたから、余計そう言う気持ちを強くしてしまうわけです。
なのでまずは相場を確認します。
相場価格に対して自分が思っていた物の価値が低いなら、まあ売っちゃってもいいんじゃないですかね?
それに見合った報酬が得られますし、何よりも自分が掲げているポリシーに合致するわけですから悪い話しではありません。少しロジカルすぎなのでここは人によりけりかも知れません。
一方で"想い">相場なら、あなた想いの価格をそのまま設定して出品してOKです。
数日すると気持ちが落ち着いて、手放してもいいかなって思えるようになるのが不思議なところ。
また、相場よりも高値の設定ですから、売れても心理的なダメージは最小限に食い留められるでしょう。
ここでも、市場に物を出すことで自分が客観的になり、落ち着いた気持ちで物事を判断できるようになることがメリットと言えます。
と言うわけで、物を手放せなくて悩んだ時には
1.紙に気持ちを書き出す
2.相場以上の"想い価格"で売りに出してみる
をやってみるといいかも知れません。
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