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セブ島で現地ミュージシャンとバンドを組み、日本でアルバムをリリースすることになった話①

1. はじめに

フィリピンのセブ島と聞くと、何を思い浮かべますか?

透き通った青い海、白い砂浜、いつも陽気な現地のフィリピン人たち。近年では観光業に加え、語学留学ITスタートアップなど、それぞれの高い志を持った人たちが外から集まる「ハブ」のような役割を果たす場所となりました。

私は、そんなセブ島に仕事で約2年半滞在しました。そして、縁あって現地のフィリピン人たちとロックバンドを結成し、曲を作り、1枚のフルアルバムを完成させました。文化の壁、言語の壁、経済的な困難、様々なジレンマを乗り越え、ついに2020年10月14日、日本のmona recordsからCDと配信でリリースします。

このnoteは、そんなバンドの結成背景やアルバムの内容を、より多くの人たちへ知っていただくために始めました。

しかし、それ以上に、どうしてそれまでは東京でしがない新卒ITサラリーマンをやっていた純日本人の自分が、フィリピンのセブ島という未知の世界へ飛び込み、音楽を通じて新しい価値観と出会ったか。そんな話もサブストーリーとして含めていきたいと思っています。

なので、以下にあてはまる方には、特に楽しんでいただける連載になると思います。

・ミュージシャンや、音楽活動全般に興味のある方
・洋楽が好きな方(特にロック、ポップス)
・海外生活や、海外で働くことに興味のある方
・フィリピンや、東南アジアの文化に興味のある方
・異文化理解に興味のある方
・英語力を伸ばしたいと思っている方

2. バンドの紹介

今回の投稿では、まず簡単にバンドのプロフィールを紹介します。

バンド名のHourglass (アワーグラス) は、日本語で「砂時計」という意味です。(名前の由来は連載にて後述)

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左→右
Willord Paul Casa Jacinto : ベース。
Yohei Nissato / 新里陽平 : 筆者。リードギター。
Andrew Garbanzos : リードボーカル。
Scad Amar : リズムギター。
Dennis Raphael Moga : ドラム。

(日本の友人にこの画像を見せると、「お前、どれ?笑」とよく言われます。この頃は特に、現地の暮らしにどっぷりと浸かってしまっていました。)

主にボーカルAndrewとギターScadの二人が、アルバムのほぼ全曲の作詞作曲を担当しています。彼らのテイストをざっくりと表すと、UKロック、ギターロック、ハッピー/サッド...といったところになると思います。Oasis、 U2、 Coldplay、 Teenage Fanclub、 The Stone Roses、 The Smiths、などのバンドからの影響が大きいです。

今までに、シングルを2曲リリースしました。どちらも現地でMVを撮影したので、ぜひご覧になってみてください。もちろん、アルバムにも収録されます。

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Desire

No Regrets

次回は、Hourglass結成のきっかけとなった、私のセブ島移住についての記事を予定しています。乞うご期待!

続けて読む

セブ島で現地ミュージシャンとバンドを組み、日本でアルバムをリリースすることになった話②(セブ島移住編)

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