デンマーク🇩🇰
デンマークと聞いて何を想像しますか?
僕は中学校の体育祭でやったデンマーク体操という謎の出し物くらいしか思いつきませんでした。しかもどれだけデンマークと関係しているのかも怪しいものです。
ちなみにパンのデニッシュは「デンマークの〜」という意味なのでデンマーク由来なのかも知れませんね。
ヨーロッパの一国ですがドイツ、フランス、イタリア等と違っていまいち馴染みがない人は多いのではないでしょうか。
そんなデンマークに僕は2011年にチャカ・カーン、2014年にスティービー・ワンダーのツアーで訪れた事があります。
首都はコペンハーゲン。
アメリカに住んでいる僕にとってヨーロッパは街並みがとても個性的で歴史を感じさせる建物で溢れているので、街を歩くだけで楽しくなります。ひとつひとつの建築物がオシャレで趣があって街全体が美術館のようです。僕がかつて住んでいたボストンはアメリカの中で最も歴史ある街ですが、そんなボストンでもヨーロッパの歴史の奥深さには到底太刀打ちできません。
僕が持つデンマークの印象は一言で言うなら、歴史とモダンの融合、です。
コペンハーゲンは古い街並みの中に現代的なデザインの建物もたくさん建っていて、それらがうまく調和していると感じました。
ヨーロッパの他の国とはまた一味違うセンスを感じます。
街中至る所に銅像が立っていて、市庁舎前の広場には牛らしき動物と得体の知れない生物が闘うように絡み合ってる、なんとも不思議な彫刻があります。周りを囲む生き物も奇妙な形をしています。
オフの時間を利用して美術館にも行きました。
キリスト教関連のものだけでなく、おそらく神話に基づいたのであろう不気味なオーラを放つ彫刻も多々ありました。非常に興味深いです。
2011年にチャカ・カーンのツアーで訪れた時は今は亡きプリンスが主催したNPG (New Power Generation) フェスティバルでの出演でした。
プリンスをはじめジャネル・モネイ(Janelle Monae)やラファエル・サディーク(Rafael Saadiq)など豪華な顔ぶれで楽しいフェスでした。
チャカのステージ最後の曲「Sweet Thing」ではステージ脇で観ていたプリンスがギターで飛び入り参加。プリンスとの共演という貴重な経験をさせてもらいました。
その時の映像↓
https://www.instagram.com/tv/CEm9oZRAUgp/?igshid=oq1mardwg1mi
プリンスのショーも最高でした。
ベースのラリー・グラハム(Larry Graham)がゲスト出演。
プリンスとラリーのふたりがユニゾンで弾くラリーの名曲「The Jam」はめちゃめちゃファンキーでロックで今でも忘れられないです。
2014年のスティービー・ワンダーのツアーの時はコペンハーゲン郊外で行われたRoskilde Festival(ロスキルドもしくはロスキレと読むようです)での出演。
この時の観客数は5万人とか6万人だとか。
見渡す限り埋め尽くす人。ここまで多い観客の前で演奏したのは、この時が初めてでした。
心に残るライブや楽しい街散策。良い思い出ばかりのデンマークにまたいつか行けたらいいな、と思います。