【YouTubeアップ】マーケのボードゲーム 遊び方
マーケティングが学べるボードゲーム スウィート・マーケット について、遊び方・勝利のコツを解説した動画をアップしました。
●以下 読み上げテキスト●
この動画では、マーケティングを学べるボードゲーム「スウィート・マーケット」をご紹介します。私は開発者の幸本陽平です。
ゲームの簡単なルール、そして特徴についてお話しします。
どなたでも楽しく遊べるゲームとなっています。
こちらが使用するボード・カードです。
左が、自分のカードを出す場所で、場シートと呼びます。
中央がカードです。全部で76枚あります。
右が、ゲームのボードです。ここに山札のカードを置くほか、一部のゲームルールも書かれています。
ここにはありませんが、コマやサイコロなども使用します。
スウィート・マーケットの特徴を説明します。
このゲームはマーケティングの3Cや4Pをテーマにしています。
この時点で3Cや4Pって何のことかわからない、という方もご安心ください。
必ずゲームの前に解説しますのですぐに理解できます。
そして一貫性のあるマーケティングで商品の価値を高め、得られるポイントを競い合うゲームです。
特徴として、簡単で面白いのはもちろんのこと、自然とマーケティングを学べます。ゲーム時間は約1時間ですが、調整することも可能です。
こちらが基本ルールです。
商品カードを顧客に販売すると、MP、マーケティングポイントを得られます。
この商品カードの価値をいかに高めるかが勝敗のポイントです。
商品カードの価値を高めるには、その他のカードを有効に活用します。
では、どうすれば商品カードの価値を高めることができるのでしょうか。
それぞれのカードの色は3色あります。
商品カードの色と、その他のカードの色が揃っていると、より商品の価値が高まります。
実際の商売でも、商品ごとに適した売り方ってありますよね。
たとえば大企業が製造するビスケットは宣伝にテレビCMが向いています。
しかし、個人経営のお店が製造するショートケーキを宣伝するのに、テレビCMは向いていません。
このように、売り方などがその商品にぴったりだと商品の価値が高まり、よく売れる、そんなイメージです。
この価値のことをゲーム内では「ランク」と言います。いかにして商品のランクを高めるかがこのゲームのポイントです。
たとえば、こちらをご覧ください。
商品はビスケットで、カードはオレンジ色です。
このとき流通はピンク色なので、色が違います。
一方、販促、顧客、市場は色が同じなのでこの商品ランクがアップします。
同じ色が多いと、より多くランクアップし、得られるマーケティングポイントもより多くなります。
基本ルールでは、このマーケティングポイントが最初に500に達した人が勝利となります。
では、どうすればこのゲームに勝つか、その秘訣をお教えします。
まず一つ目は、販売するタイミングの見極めです。
より多くのマーケティングポイントを得るには、商品とその他の要素の色を揃える必要があります。しかし手に入るカードは限りがありますので、早めに販売するほうがよい場合もあります。
その判断の見極めが重要です。
そして、もう一つは、行動カードです。
カードには、これまで紹介した以外に行動カードというものがあり、効果的に使うと、状況を有利にすることができます。
たとえばこの市場調査カードは、自分の顧客カードを他のプレイヤーと入れ替える、という効果があります。市場調査をして顧客についてより詳しくなった、というイメージですね。このように、行動カードをうまく使うと、一発逆転も期待できます。
そしてこのゲームの特徴は、遊ぶだけでいつの間にかマーケティング身についている点です。
このゲームは、マーケティング歴30年近くの私、開発者が、マーケティングとは何か、どうすればマーケティングがうまくいくか、について、数多くをルールに盛り込んでいます。
たとえば、商品を顧客に売るには、流通カードが必要です。これは、経験上、どんなに素晴らしい商品であっても、それを販売するルート、すなわち流通経路がないと売れないことに基づいています。
このように、書籍やセミナーだけではなかなかわからない、マーケティングの実務において重要な点も、ゲームに多数盛り込んでいます。
そのため、遊ぶうちに自然とマーケティングが身につく、そんな内容になっています。
とはいえ、楽しくプレイすることが一番だと思います。ぜひ、スウィート・マーケットを楽しくプレイしてください。