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【成人発達心遊記】13426-13429:2024年10月18日(金)

⭐️成人発達理論・インテグラル理論・瑜伽行唯識学の観点から、リスナーの皆様と心の成長を一緒に実現していくことを目指した「成人発達コラボラジオ」の配信をしています。

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タイトル一覧

13426: 性・サイケデリクス・宗教という三大タブーの探究への導き

13427: 今朝方の夢

13428: 危険な経典とされる『理趣経』と『秘密集会タントラ』に惹かれて

13429: 奈良滞在の旅程を確定して

13426. 性・サイケデリクス・宗教という三大タブーの探究への導き 

     

時刻は午前6時半を迎えた。辺りは闇に包まれており、風の音も小鳥の鳴き声も聞こえず、物音1つしない朝の世界が広がっている。今朝方は気温が高く、14度ほどあることもあって、室内も暖かく、暖房は今のところ自動で入っていない。今日はここから3度だけ気温が上がって、17度の気温とのことである。来週からはまた最低気温が10度を下回ってくるが、それまでは最低気温は比較的高い日々が続く。

人生の綾とは誠に面白いもので、気がつけば性・サイケデリクス・宗教という三大タブーを扱うようになっていた自分がいる。それらはいずれも学校では教えてくれないものである。そもそも振り返ってみれば、大学を卒業してからはずっと自分は学校では教えてくれないものに興味を持ち続けていたのだということがわかる。成人発達理論然り、インテグラル理論然りである。そうした学校では教えてくれないものの中に真理を見つけ、それらを学ぶ喜びと楽しさに耽ってきた人生であったとここまでの人生を振り返っている自分が昨夜いた。当然ながら学校で教えてくれる領域も突き詰めればいずれも真理に至る。しかしながら、そうした真理に至ることを妨げる障害物と抑圧を社会や文化は投げかけてくる。それは見えない圧力である。まるで私たちが真理を知覚することがよくないことであるかのような目には見えない働きがこの文明社会にはある。自分はそれを問題視し、自分に降りかかる抑圧的な力を率先して振り払ってきた。それを最初に実現させてくれたのは、成長に関するメタ理論としての成人発達理論とインテグラル理論であったし、それをさらに加速させてくれたのが性・サイケデリクス・宗教という3つの領域の探究であった。それら3つは、人間と社会の発達を実現する上で避けては通れないテーマではないだろうか。それらを避けてどのような発達が実現されるだろうか。それらを避けて幸せに人生を生き、幸せな社会を作ることができるだろうか。自分は甚だ疑問である。失って困るものが自分にはほとんどないゆえに、それら3つの大きなタブーの探究と実践に従事することができていることは感謝しなければならない。これも何かの導きだろうか。自分はこれからも何も失うものはないという気持ちを持って、学校では決して教えてくれないながらも人生を最大限に充実させ、幸福なものにしてくれることに寄与する性・サイケデリクス・宗教という三大タブーの探究をどこまでも深めていきたい。そのようなことを考えながら昨夜は就寝に向かった。フローニンゲン:2024/10/18(金)06:47

13427. 今朝方の夢      

時刻は午前7時を迎えたが、依然として辺りは真っ暗である。サマータイムが終了するのは来週の日曜日で、それを受けて日の出の時間もまた変化する。この時間においてもまだ近所の人たちは眠っているのか、明かりを灯している家がほとんどない。暗闇にポツリと自分の家だけが佇んでいるかのようである。

闇に包まれながら、今朝方の夢について振り返っている。今朝方の夢で最も印象に残っているのは、日本に一時帰国するためのフライト内の場面である。日本に一時帰国するのは1年に1回か、2年に1回しかないので毎回ビジネスクラスに乗るようにしており、今回ビジネスクラスに搭乗して驚いたアメニティグッズをもらった。搭乗したのはいつものようにJALさんのフライトで、国際線においては選りすぐりのアメニティが詰まったポーチが支給される。毎回日本に一時帰国するたびに異なるポーチの柄になっていて驚かされるのだが、今後はさらに驚いたことに、支給されたアメニティの中にTENGAの使い切りタイプのグッズと専用のローションが入っていたのである。ポーチを開けてまずそのグッズが目に飛び込んできて驚いた。そしてグッズを眺めながら冷静になり、「これは果たして機内で使っていいものなのだろうか?」という疑問が出てきた。国際線のビジネスクラスの席が個室型になっているとは言え、自分の席でそれを使うわけにはいかないだろうし、トイレでそれを使って長くトイレを占拠するのも悪いように思えた。なのでそれは機内では使わずに、帰国してから場所を見て使うようにすることにした。まずはそのような場面があったのを覚えている。

この印象的な場面を受けて、今度は中学校時代のバスケ部の先輩と話をしている場面があった。その先輩は当時からとても優しく、今もその優しさは変わっていなかった。先輩と話をしていたのは、今度参加する地区の運動会に関するものだった。どの競技に参加するのかという話題とその競技に向けてどのような準備をするのかという話題を話し合っていた。すると、1学年の上の先輩よりも3つ年下の妹さんがやって来て、彼女は先輩に言伝をしてすぐにその場を去っていった。

今朝方はそのような夢を見ていたのだが、後者の夢に現れた先輩については、ちょうど昨日にジムに向かっている最中にふと思い出していた。2年前に一時帰国した時に、偶然ながら実家の最寄り駅で駅員として働いている姿を見かけ、先輩に話しかけて少しだけ会話をしていたのである。もしかしたら今年の一時帰国でもまた先輩に会えるかもしれないなと思い、1学年上の部活の先輩たちが今どうしているかを尋ねてみたいと考えていたところだった。それが影響して先輩が今朝方の夢の中に出て来たのかもしれない。フローニンゲン:2024/10/18(金)07:22

13428. 危険な経典とされる『理趣経』と『秘密集会タントラ』に惹かれて    

 

今日もまた後期密教の研究に勤しんでいる。その中で、日本においては『秘密集会タントラ』のような後期密教経典は直接的にもたらされず、その代わりに中期密教の経典である『理趣経』は日本の仏教界にも影響を与えていた。この経典には、男女が出会い、性的な関係に進んで性的な快楽を享受するに至る17個の段階についての解説がなされている。それら17個の段階のいずれもが清浄な菩薩の境地であるという説明がなされており、妻帯や男女の交わりを固く禁じる他の宗派とは一線を画す説明が展開されていることが興味深い。真言立川流は、この『理趣経』に基づき、そこに陰陽道などの要素を混ぜることで誕生した宗派である。これから立川流についてはさらに深く探究をしていく予定だが、いずれせによ自分は『理趣経』のように危険な経典とみなされたものに強い関心を示し、そこに何が書かれ、隠された真理が何だったのかに強い好奇心を抱いていることがわかる。おそらく当時の人にせよ今の人にせよ、言葉というものを字面通りに受け取ってしまう知性しか持ち合わせていない人が多数なのではないかと思い、それでは勝義としての絶対的な真理は見えてこない。絶対的真理である勝義諦とは、言葉を超えた真理を指す。一方の世俗諦は言葉の形で表される相対的な真理であり、多くの人たちは言葉の形で表現された相対的な真理に惑わされる。いや、言葉の形になっている相対的な真理にすら触れることができず、字面でしかその意味を解釈しない人が圧倒的多数だろう。自分がなすべきことは、危険な経典とされる『理趣経』、そしてさらに危険な経典とされる『秘密集会タントラ』に書かれている相対的真理をまずは丹念に紐解いていき、言葉の形にならない言葉の奥にある絶対的真理を見出すことだろう。そして多くの人が絶対的真理にアクセスできるような道を示すことかと思う。その対象が危険だとされる理由は何であるかを考え、危険さが内包されているがゆえの探究的魅力が大いにあることを見過ごすことはできない。自分を惹きつけてやまないのはいつでも危険なものである。危険なものは社会の周辺に追いやられ、タブー視されることが常であるが、自分はそうした存在に光を当て、正当な居場所を確保することに情熱を持っている。社会の中で盲目的に危険視される『理趣経』や『秘密集会タントラ』にも、現代に活かせる叡智が凝縮されているはずであり、それを汲み取って現代社会をより良きものにすることが性愛と宗教(仏教)の結節点に立って研究する自分の役割である。フローニンゲン:2024/10/18(金)08:12 

13429. 奈良滞在の旅程を確定して     

時刻は午後4時半を迎えようとしている。今日は午前中から午後にかけて曇っていたが、夕方を迎える頃にはすっかり晴れ間が見え始め、今は美しく優しい夕陽が地上に降り注いでいる。今日は午前中から読書が捗り、後期密教に関する読みかけの書籍の初読を終え、そこから2冊立て続けに真言立川流に関する研究書の初読を終えた。そこからも読書の手は止まることなく、大日経と理趣経の現代語訳にも目を通した。そうした有意義な読書を終えた後、先ほどまで今年の晩秋・初冬の一時帰国に関する旅程の詳細を詰めていた。今回もまた嬉しいことに一時帰国の際にリアルセミナーを開催したり、動画コンテンツの収録などがある。今年はさらには大手インターネットメディアでの対談インタビューの収録も東京都内のオフィスで行うことになり、急遽滞在の最終日に東京に立ち寄ることになった。日本滞在の最終日は奈良から成田空港のホテルに移動するだけだったので、むしろその日に東京で対談インタビューのイベントが入ったことは有り難いことであった。読書を終えて、先ほどまで行っていたのはとりわけ奈良観光の旅程を確定することであった。奈良に滞在中にはゼミの皆さんと一緒に観光する日を設けることになった。その日は、現在ゼミで探究を続けている唯識にゆかりのある興福寺を観光することにし、そこから国立博物館に行って貴重な品々を見た後に、時間があれば近くのカフェでゆっくり話をする計画を立てた。この計画については近日中にゼミナールの皆さんに連絡をしたいと思う。5泊6日の奈良の滞在におけるその他の日にどこに行くのかについても先ほど無事に決めた。月曜日は美術館が休みになっていたり、その他にも土日が休みな場所もあったりしたので、それらに注意をしながら旅程を組んでいった。奈良の滞在に関する旅程が確定したのでひとまず安心であり、今回最初に滞在する大阪の旅程についてもまた帰国日が近づいてきたら確定させていこうと思う。大阪に滞在中にはAppleストアに行ってMacBook Airを買い換えることと、映画館に行っていくつか邦画を見てきたいと思う。フローニンゲン:2024/10/18(金)16:36

Today’s Letter

I am captivated by the underlying message of esoteric Buddhism. It suggests a hidden path to wisdom and compassion through sexual practice, implying that supreme wisdom and compassion can be attained through the experience of sexual pleasure. Groningen, October 18 2024

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