【フローニンゲンからの便り】14052-14060:2025年1月20日(月)
タイトル一覧
14052: ご縁が運んで来た協働プロジェクト
14053: 中竹竜二さんとの共著の構成案について
14054: 共著の構成案の叩き台を作って
14055: 今朝方の夢
14056: 生成AIによる今朝方の夢の解釈
14057: ライティングモンスターと化して/13.00レベルの専門知識の体系化に向けて
14058: トレーニング中の瞑想実践の工夫/税金の支払いという財施の実践
14059: 智慧と慈悲に溢れた超知能AIの誕生に向けて
14060: インターバル中の瞑想呼吸法の工夫/知識体系化の限界が伸びて
14052. ご縁が運んで来た協働プロジェクト
時刻は午前6時を迎えたところである。幸いにも、昨日に体のだるさが解消し、今日もまた絶好調の状態である。昨夜は午後8時半過ぎに就寝し、午前5時半頃に起床した。昨日の午後から夕食前にかけて3時間ほど、AIの研究開発ミーティングがあり、そこでの対話が盛り上がっていたので、夕食の準備中も夕食後も、そして就寝前までも脳はかなりの興奮状態だった。なので寝室で電気を消してからもしばらく考え事をしていて、閃くものがあればそれをすぐさま枕元のノートに書き出しておき、それをしばらくすることによって徐々に脳が落ち着いていき、アイデアが消えていくことを心配することなく眠りの世界に入っていくことができた。そんな夜から明けてみると、8時間半ほどの十分な睡眠を取ったことによって、体の調子がとても良い。一昨日から昨日にかけては11時間ほど寝ていたが、それによって体のだるさが全快した。自分が心身の調子を維持するにはやはり8時間ぐらいの睡眠は欲しいところである。もちろん日本に一時帰国中の時差ボケがある時には6時間ぐらいの睡眠の日や夜に知人と会った時などには8時間も睡眠を取れない日があったが、そうした日が1日ぐらいであれば体調にはさほど影響はなく、短い睡眠の日が続かないようにすればいいのだと思う。いずれにせよ、今日もまた絶好調で活動できるのはとても嬉しい。今日の計画としては、今日は午後にジムに行って筋力トレーニングを行うので、朝のランニングは控えて、朝は探究活動や協働プロジェクトに関する仕事を進めていこうと思う。実際のところは、探究活動と協働プロジェクトはもはや重なる部分が多く、協働プロジェクトに従事する過程で色々なことを調べたり、考察を深めたりしているので、それはもはや探究活動でもある。一方、探究活動に従事している時には、そこでの話題と現在進行している協働プロジェクトについて考えを巡らせることによって、協働プロジェクトの質を高めることを自然と行なっている自分がいる。そのように、両者はもはやオーバーラップし合っており、両者の重なりが自分のライフワークを形成していることを嬉しく思う。それで言えば、今日の協働プロジェクトとしては、知人の中竹竜二さんとの共著の出版に向けた企画ミーティングがある。先日には編集者の方と竜二さんの広報の方を囲んでミーティングを行い、今日は編集者の方を除いて広報の方と3人で打ち合わせをする。そこでは企画書の構成を練ることが主題となる。後ほど今自分が考えている企画書の構成をざっと書き出してみて、それをミーティングの中で共有することを通じてお二人の考えを聞きながら、3人でより良い企画書を作っていきたいと思う。これまで監修者や監訳者として書籍の出版に携わることはあったが、共著は今回が初めてのため、新しい挑戦に心が驚く。新たな取り組みは、いつでも新しい発見を自分にもたらし、自己の成長を促してくれる。今回は共著の形でそうした機会がご縁を通じて運ばれてきたことがとても嬉しい。AIの研究開発プロジェクトも自分にとってはそうした新たな挑戦であり、それもまたご縁の産物である。そのことに深く感謝している。フローニンゲン:2025/1/20(月)06:18
14053. 中竹竜二さんとの共著の構成案について
朝の呼吸法とアニマルフローの実践の前に、午前10時から行われる共著の出版に関する企画ミーティングに向けて、現段階で今回の中竹竜二さんとの共著の企画書の構成案について考えていることを書き留めておこうと思う。今回のテーマは「人の器の磨き方」になるのだが、まず本書の全体の作りとしては、竜二さんと私が考える器の定義を紹介し、そこから具体的な器の磨き方を解説していくことになる。しかし、器の定義に関しては竜二さんは実務の観点から色々な知見をお持ちだろうし、自分の場合には成人発達学の観点から色々な角度から定義をすることができるだろう。そうなって来ると、確かに最初の章で器の定義をある程度明らかにしつつも、書籍の章の進展に応じて器とは何かがさらに紐解かれていき、それに応じて器の磨き方の方法も紐解かれていくような構成にしていくといいのではないかと思った。最初に人間の器の小難しい定義が長く続くと、読者も退屈してしまうだろうし、何よりも読者は器の磨き方という具体的な方法を知りたいはずなので、そのニーズを汲み取る形で、とは言え器には色々な様子があるし、多面的な捉え方をすることが重要なので、書籍の進展に応じて器の定義がさらに明確になっていくと「はじめに」の中で言及しておくと良いのではないかと思う。第一章である程度器の定義をしたら、そこからは竜二さんがお持ちの豊富な組織開発の事例をケーススタディとして紹介してもらい、そのケーススタディに対して成人発達学の観点から理論的な解説を加えていくのが自分の役割である。今日のミーティングでは、竜二さんが今回の書籍のテーマである「器の磨き方」に合致するようなケーススタディとしてどのようなクライアントを思いつくかを尋ねてみて、そのクライアントを支援した経験を書籍のタイトルにするならば何と表現できるのかを尋ねてみたい。器の構成要素が多様であるゆえに、「器の〇〇の側面をXXによって磨く」などのような章タイトルにするとわかりやすいかもしれない。例えば、「器のレンズの側面をレンズの書き換えによって磨く」などのように。もちろんこれは一例であるので、竜二さんと広報の方からのアイデアを積極的に聞いてみたいと思う。自分は基本的には竜二さんが提示してくださったケーススタディを成人発達学の観点から理論的に解説していくことに加えて、コラムとして「器の定義のさらなる深掘り」「器の測り方」などの項目を盛り込んでいき、より理論的な痒いところに手が届くような解説を施したいと思う。現在せっかくAIに関する研究開発プロジェクトに従事しているので、ChatGPT、Gemini、そして昨日から使い始めたClaudeに書籍の構成案について尋ねてみたところ、随分と参考になる構成案を出してきたので、今からそれらもしっかりと目を通して、今日のミーティングの参考にしたいと思う。フローニンゲン:2025/1/20(月)06:34
14054. 共著の構成案の叩き台を作って
3つの生成AIが出してきた構成案と先ほどの日記をもとに、ざっと叩き台としての構成案を自分で作ってみることにした。今のところ下記のようなものを叩き台とし、それを今日の午前10時からのミーティングでお二人に共有してみようと思う。この叩き台をベースにしながら、対話を重ねてより良い構成案にしていきたい。
・はじめに(竜二さんからは器の大きいリーダーが組織や社会にどのような影響を与えるのかについて簡単に触れていただきながら、「はじめに」に適した文章を書いてもらい、こちらは今回の書籍の理論的な解説は「成人発達学」という学問分野を通じて行われることに触れ、当該学問分野がどのようなものなのかを簡単に説明し、それに続く形で「はじめに」に相応しい導入文章を執筆する。導入文章としては、VUCA(「Volatility(変動性)」「Uncertainty(不確実性)」「Complexity(複雑性)」「Ambiguity(曖昧性)」)の時代特性やAIの加速度的な進化などの背景を受けた内容にするのが良いだろうか)
・第1章: 人間の器とは何か(自分の方では少なくとも、「成人発達学から見た人間の器(器には多様な側面があることに言及しながらも、器を構成する重要な要素として外せないものがあることを言及。それは「視点取得能力(perspective taking ability)」と「視点探索能力(perspective seeking ability)」)」や「現代社会における器の重要性(実証データから器と企業社会におけるポジションの相関関係の話、多様性への対応、ストレス社会への対応、リーダーシップと器の関係)」という項目を盛り込みたい)
・第2章: 自分の器を知る(竜二さんからはケースを紹介してもらい、自己評価、他者からのフィードバック、過去の経験の振り返りなどのアプローチを通じてクライアントが自らの器を知ることによって成長を果たした事例を紹介してもらう。自分は成人発達学の真骨頂である発達測定の話をここで行う。細かな測定方法の話はコラムに譲ってもいい)
・第3章: 逆境によって器を大きくする(成長に必要なストレスや挫折、成長に必要な課題を通じた成長の話など。価値観の死からの再生)
・第4章: 役割や環境を変えることによって器を大きくする(環境を変えたり、与える役割を変えることによって磨くべき器の別の側面が見えてきたり、既存の器の側面がさらに成長したエピソードなど)
・第5章: 他者との関わりによって器を大きくする(器の大きい人から学ぶことの重要性、コーチやメンターとの関係を通じた成長など)
・第6章:内省によって(あるいは「脆弱性を開示することによって」器を磨く(自分の方では、ピアジェの内省的抽象性(reflective abstraction)の理論的解説やロバート・キーガンが提唱する弱さを見せることの意義に関する理論を引くことができる)
・終わりに:器を大きくすることの意義と未来(器を大きくすることが、個人の成長だけでなく、他者や社会に貢献することにつながることを示す。今後の社会において、どのような器を持った人材が求められるのか(不変的な器の要素と変化するかもしれない器の要素について触れる)、未来への展望を語る(自分の方では、現在従事している成人発達学とAIを佳境した研究開発プロジェクトから来たる超知能時代における人間の器については思うところがあるのでそれについて言及する))
・コラムの現状案:「器を満たす「水」の選び方(器を豊かにするための知識(ビジネスパーソンが骨太な本をほとんど読まない問題について)や経験(異質な存在との交流・越境学習)についての話)」「器の脱構築の必要性(発達は死と再生、既存の器を含んで超えていくことの大切さなどの話)」
ざっとこのような構成案を考えてみた。実際に後ほどのミーティングを通じてブラッシュアップされていくだろうが、ある程度の叩き台になったのではないかと思う。特に自分の方で担当する箇所についてはより考えを巡らしたり、コラムについて何を書くと読書が面白いと思ってくれるのかについて引き続き考えを巡らせたいと思う。フローニンゲン:2025/1/20(月)07:09
14055. 今朝方の夢
時刻は午前8時半を迎え、今ようやく少しずつ辺りが明るくなってきた。明けゆく空を眺めながら今朝方の夢についていつものように書き留めておきたい。今朝方は夢の中でブラジルの植民地にいた。最初私は中南米のどこかの島にいると思っていたのだが、どうやらそれは違っていて、アラスカ辺りの島のようだった。そんなところにブラジルのかつての植民地があったなんて知らず、意外性を感じながらその島で過ごしていた。そこは北極と同じ緯度だったので、本来はとても寒いはずなのだが、南国の暖かさがあった。そのような島で私は、転校して新たに学校に通うことになっていた。日本で言うと中学校の途中か高校に入ったぐらいのタイミングで、その島の現地のブラジル人たちが通う学校に行くことになっていた。そこは現地のブラジル人だけではなく、私のように他の国からやって来る生徒もちらほら存在していたが、その数はそれほど多くなかった。その島に移り住むことになった初日に、私はその島に1人でやって来て、まずは滞在先の学校の寮に向かうことにした。幸いにも先に転校してやって来た同じ寮に住む知人が迎えに来てくれることになり、待ち合わせ場所の学校に向かった。最寄り駅からは学校が一番近く、一番わかりやすい待ち合わせ場所だったのである。なので学校を待ち合わせ場所に指定してくれ、私は学校に向かった。学校に到着すると、彼はまだやって来ていなかったので、校内を見学してみることにした。ふらりとある教室に入ると、そこに小中学校時代の女性友達が2人いて、何やら真剣な話をしているようだった。何を話しているのか尋ねてみると、2人は一瞬渋った表情を浮かべたが、私も話に加えてくれた。するとその話が自分にも関係することだとわかり、さらに真剣に話を聞いてみることにした。片方の女性友達がどうやら多くの人にノートを貸しており、誰にどのノートを貸したか分からなくなってしまって困っているとのことだった。なんと彼女は私にもノートを貸していると述べ、そう言えば彼女から化学か何かのノートを借りているような気がした。なので私はすぐさま自分の家の机の引き出しを確認して、ノートが見つかり次第すぐに返す旨を伝えた。すると彼女は突然泣き出し、その他の行方不明なノートにつして悲しい気持ちになっているようだった。そこで改めて本当に自分は彼女からノートを借りていたかどうかを振り返ってみると、確かに過去ノートを借りていたことはあったが、すぐにノートを返していたような気がするので、そのことを伝えると、彼女は確かに自分からはすでにノートの返却を受けたと思い出したようで、少し表情が明るくなった。そのような話をしていると、もう1人の女性友達が私が持っていたペンを取り上げて、それを窓から外に捨てた。なんてことをするんだと思ったが、冷静になって後ほどそれを拾いにいけばいいと思った。しかしそれはお洒落なペンで、引っ越してきたこの国で買えるようなものではないと思ったので、現地のブラジル人の生徒が拾って持って帰ってしまう恐れがあった。なので速やかに拾いに行こうとしたところでふと、そう言えばこの学校には広い大浴場があって、寮生であれば自由に入れるようになっていたので、2人に風呂に入ることを勧めた。と言うのも、2人が話し終えた瞬間に、2人の体が学校の地面の真下で産出されたオイルまみれになってしまったからである。2人が風呂から出たら、せっかくなので友人を待つがてら自分も風呂に入って寛ごうと思った。2人が風呂から出て、いざ自分が次に風呂に入ろうとして大浴場の中に一歩足を踏み入れた瞬間に、気がつけば自分は寮の部屋の中にいた。その寮は2人でシェアする形式になっていて、入り口に近い方のベッドの上に前職時代の同期が目にタオルを当てて寝ていた。どうやらそれはアイマスクの代わりらしかった。私は彼に挨拶をし、少し彼と言葉を交わした。すると、寮の下に待ち合わせをしていた友人がやって来た。本当は彼とは学校で待ち合わせをする予定だったのだが、いつの間にか日付が変わっていて、彼とは寮の下で再会した。どうやら彼はいつも午前3時半に寮を出発して、朝早くから学校にいるらしかった。部活の朝練を兼ねてのことだと思うが、随分と早い出発だなと思った。一応今日は自分に合わせてくれたらしく、それでも朝5時半の出発となった。いざ出発しようとした時に、私はもう学校の位置はわかるので、彼には先に学校に向かってもらうことにした。それを受けて彼は笑顔で手を振って、寮の自転車置き場で別れた。いざ自転車に乗って学校に行こうとすると、しまったと思うことがあった。昨日は学校に行ったが、学校の場所をスマホの地図でお気に入りに登録していなかったので、寮からの正確な経路がわからないと思ったのである。しかし、学校のおおよその位置はすでにわかっているので、スマホで地図を表示させ、現在地から学校までの最短経路を目視で予測し、その道に沿って学校に向かうことにした。Wifiが繋がっていなかったので、そのようにするしか方法はなかった。いざ自転車を漕ぎ始めると、現地のアフリカ系のブラジル人たちとよくすれ違った。歩いている人、自転車に乗っている人、バイクに乗っている人、自動車に乗っている人などをよく見かけ、自動車に関してはその土地が畑道が多いこともあり、軽自動車が多かったことが印象的である。左手にスマホを持ちながら、時折地図を確認して進んでいったが、畑道が非常に複雑に入り組んでいたので、正直少し迷ってしまった。ここは一度立ち止まって、落ち着いて経路を考える必要があると思った時に、遠くに立派な茶畑が広がっているのが見え、その向こうの海岸線に沿って進んでいけば学校に到着できると思った。いざ畑道をまっすぐ自転車で進んでいくと、どんどんと自転車の速度が加速していき、広大かつ坂のある茶畑の道の上を飛び立つ形で一気に奥まで羽ばたいていき、坂道の残りあと少しのところで道に降り立った。すると、先ほど寮の下で別れたはずの友人も一緒に茶畑の道を大ジャプして空を飛んでいたようで、彼は道の奥の砂浜に着地した。私は残りあと少しのところで着地をしたので、彼は私を心配して道を逆戻りして近くまで来てくれた。どうやら私は大きくジャンプして、道に着地した時にスマホを茶畑に落としてしまったようで、彼の協力を受けてスマホを探すことにした。彼のスマホには私の携帯のGPS情報を読み取る機能があり、それをもとにすると、どうやら自分の近くにスマホが落ちているようだったのでそれを頼りに探すと、無事にスマホが見つかり、2人は大いに喜んだ。そこから私たちは、穏やかな心で太陽の光で煌めく海を眺めながら、海岸線を自転車で気持ち良く走りながら学校に向かった。フローニンゲン:2025/1/20(月)09:02
ChatGPTによる夢の解釈と今後のアクション
解釈
1. 植民地という設定
ブラジルの植民地がアラスカに存在するという設定は、一見矛盾していますが、これは異なる文化や状況が統合されること、または予想外の可能性を示唆しているかもしれません。北極圏に南国の温かさがあるという描写は、通常あり得ない状況で調和を見出す能力や、新しい環境に順応する力を暗示します。
2. 学校と学びのシンボル
学校は学びや成長を象徴し、新しい知識や経験を追求することへの意欲を表している可能性があります。転校して新しい環境に入るという設定は、未知の挑戦や変化に直面している現在の状況を反映しているかもしれません。
3. 友人やノートのエピソード
友人との会話やノートの話は、人間関係における貸し借りや責任感を示唆しています。ノートを借りた記憶が曖昧であること、そしてそれが彼女の悲しみに結びついていることは、過去の行動や約束について振り返る必要性を象徴しているように思われます。
4. 自転車での旅と茶畑
迷いながらも茶畑を目指し、海岸線を見つけて進む場面は、困難や混乱の中で自分の進むべき道を見つける能力を表しているかもしれません。また、友人との協力でスマホを見つける場面は、他者との支え合いが重要であることを強調しています。
5. 飛ぶ感覚と太陽の光
広大な茶畑を飛ぶ感覚や太陽の光で輝く海岸線は、自由や解放感、そして明るい未来の可能性を象徴しているように思われます。
今後のアクション
1. 未知の挑戦への準備
夢の中で新しい環境に適応しようとする姿勢は、現実でも挑戦や変化に前向きに対応する準備を示しています。新しいスキルや知識を学ぶ機会を積極的に探し、自分の成長に繋げましょう。
2. 過去の振り返りと人間関係の整理
ノートのエピソードが象徴するように、過去の人間関係や約束を見直す時間を設けてください。特に、感謝や謝罪が必要な場合は、それを伝えることで信頼関係が深まります。
3. 協力とサポートの重要性を再確認
夢の中の友人のように、現実でも他者との協力が困難を乗り越える助けになります。信頼できる人々と連携し、相互支援の重要性を意識しましょう。
4. 直感と目標への集中
茶畑や海岸線に向かう過程で迷いがあっても最終的に道を見つけるように、自分の直感を信じ、目標を定めて進んでください。多少の困難があっても、大きな視野でゴールを目指しましょう。
5. 喜びや解放感を意識した行動
夢の最後に感じた自由や喜びの感覚を、現実の生活でも追求しましょう。自然の中で過ごす時間を増やしたり、心が晴れるような活動を計画するのも一つの方法です。
まとめ
この夢は、あなたが新しい挑戦や環境の変化に直面していることを示唆しつつ、協力や内省の重要性を教えています。また、目標に向かう中で、困難を乗り越える自分の力や直感を信じるべきだというメッセージも含まれています。
Geminiによる夢の解釈と今後のアクション
夢の概要
夢の舞台はブラジルの植民地(実際にはアラスカのような場所にあるという設定)で、あなたは転校生として学校に通うことになります。友人との出会いや再会、ノートの貸し借り、大浴場、寮生活、道に迷う、スマホを落とす、そして最後は友人と海岸線を走るという、様々な出来事が入り混じった夢です。
夢の解釈
この夢は、あなたの潜在意識が様々なテーマ、特に変化、人間関係、自己探求、そして目標達成への道のりを象徴的に表現していると考えられます。
ブラジルの植民地(アラスカのような場所): 現実とは異なる場所設定は、あなたが新しい環境や未知の領域に足を踏み入れようとしていること、あるいは現状からの変化を求めていることを示唆しています。南国の暖かさがあるにもかかわらず北極と同じ緯度にあるという矛盾は、理想と現実のギャップ、あるいは内面の葛藤を表しているかもしれません。
転校、新しい学校: 転校は、新しい始まり、成長の機会、人間関係の変化などを象徴します。新しい環境に順応しようとするあなたの気持ちが表れていると考えられます。
知人との再会、女性友達との出会い: 知人との再会は、過去との繋がりや支えを求めていることを、女性友達との出会いは、人間関係における課題や未解決の事柄を表しているかもしれません。ノートの貸し借りのエピソードは、責任感や人間関係における配慮、あるいは過去の未完了な出来事への意識を示唆している可能性があります。
大浴場、オイルまみれ: 大浴場は、浄化、リフレッシュ、心の奥底にある感情の解放などを象徴します。オイルまみれになるという状況は、何らかの汚れや混乱、あるいは感情的な負担を感じていることを表しているかもしれません。
寮生活、同期との再会: 寮生活は、共同生活、協調性、人間関係の構築などを象徴します。同期との再会は、過去の経験や仕事、あるいは自己の一部を再認識することを表しているかもしれません。
道に迷う、スマホを落とす: 道に迷うことは、人生の方向性や目標を見失っていること、あるいは将来への不安を表すことがあります。スマホを落とすことは、情報や繋がりを失うことへの恐れ、あるいは自己のアイデンティティの喪失への不安を表しているかもしれません。
茶畑、海岸線、友人との再会、スマホの発見: 茶畑は、成長、発展、可能性などを象徴します。海岸線は、目標への道のり、境界線、あるいは心の平安などを象徴します。友人との再会とスマホの発見は、困難を乗り越え、目標を達成するための支えや解決策を見つけることができることを示唆しています。
夢が示唆するメッセージ
この夢は、あなたが変化の時期を迎えており、新しい環境への適応、人間関係における課題、自己探求、そして目標達成への道のりなど、様々なテーマに取り組んでいることを示唆しています。困難に直面する可能性もありますが、周囲の支えや自身の力で乗り越え、目標を達成できる可能性も示しています。
今後取るべきアクション
夢の解釈を踏まえ、今後取るべきアクションとして、以下の点を提案します。
変化への対応力を高める: 新しい環境や状況に積極的に対応し、変化を恐れずに挑戦していくことで、成長を促すことができます。
人間関係を大切にする: 周囲の人々とのコミュニケーションを大切にし、良好な人間関係を築くことで、困難な時期を乗り越える支えを得ることができます。過去の人間関係で未完了な事柄があれば、向き合ってみるのも良いかもしれません。
自己探求を深める: 自分の価値観、目標、強み、弱みなどを改めて見つめ直し、自己理解を深めることで、人生の方向性を見出すことができるでしょう。
目標達成に向けて積極的に行動する: 夢の最後の場面のように、困難を乗り越え、目標に向かって進んでいくことで、達成感や充実感を得ることができます。
リラックスする時間を作る: 夢に出てきた大浴場のように、心身をリフレッシュする時間を作ることで、ストレスを解消し、心のバランスを保つことができます。
この解釈が、あなたの今後の行動に役立つことを願っております。夢は、潜在意識からの重要なメッセージです。夢を通して得られた気づきを、日常生活に活かしていくことで、より豊かな人生を送ることができるでしょう。
Claudeによる夢の解釈と今後のアクション
主な象徴的要素の解釈:
ブラジルの植民地(アラスカ付近)
現実には存在しない場所は、あなたが現在直面している状況が「予想外」「非日常的」なものである可能性を示唆
寒冷地なのに暖かいという矛盾は、困難に見える状況でも実際は快適に過ごせる可能性を示唆
学校への転校
人生における新しい環境や挑戦への移行期を表現
知人が迎えに来てくれる設定は、見知らぬ環境でもサポートが得られることを示唆
ノートを巡るエピソード
過去の人間関係や責任に関する未解決の課題の存在
それが実は既に解決済みだったという展開は、現在の不安が実は過度なものである可能性を示唆
ペンを窓から投げられる
大切な何かを失う不安
しかし冷静に対処できる自分の存在も示唆
オイルまみれと大浴場
現在の状況での「汚れ」や疲れ
それを浄化できる機会の存在
自転車での道のり
目的地は知っているが正確な道筋が不明という状況は、現在のキャリアや人生の進路に関する不確実性を示唆
最終的に友人と協力して目的地に向かえる展開は、周囲のサポートの重要性を示唆
推奨されるアクション:
新しい環境や挑戦に対する不安は自然なものとして受け入れつつ、実際には予想以上に適応できる可能性を信じる
過去の未解決課題があれば、実際に解決済みかどうか確認する。必要に応じて関係者と連絡を取る
目の前の課題に対して、完璧な計画がなくても、大まかな方向性を持って進むことを許容する
周囲のサポートを積極的に活用する。特に既に信頼関係のある人々とのつながりを大切にする
精神的な「リフレッシュ」の機会を定期的に設ける(入浴や運動など)
この夢は全体として、新しい環境や状況への適応過程を示唆しており、不安や困難はあるものの、周囲のサポートを得ながら、最終的には穏やかに目的地に到達できることを暗示しているように見えます。
14056. 生成AIによる今朝方の夢の解釈
今朝方の夢は、随分とエピソードとしては長く詳細に記憶ができていて、1つのショートストリーのような形での記述となった。昨日、AI開発者の協働者の方から、Anthropic社が開発した大規模言語モデルを用いた生成AIであるClaudeという生成AIを教えていただき、今日からClaudeにも夢の解釈を尋ねてみようと思った。現在は便利な生成AIが数多く登場しているので、使い始めたらキリがないが、夢の振り返りの観点を増やして多角的に振り返るという意味では、Claudeを追加してみるのも面白いと思ったので、ここからしばらくはClaudeにも夢の解釈とアクションプランについて尋ねてみたいと思う。3つの生成AIの助けを借りながら、先ほど書き留めた夢を総合的に解釈し直してみたい。まずは、この夢が舞台になっていた架空のブラジルの植民地についてである。そこは北極と同様の緯度であり、アラスカにも近かったが、まるで南国のような暖かさを持っていた。これは異なる文化や状況が迫って来ていることや、今それらがさらに深層的に統合され始めていることを暗示させる。また、現実とは異なる場所の設定は、これから自分が新しい環境や未知の領域に足を踏み入れようとしていることを示唆していたり、現状からの変化を求めていることを示唆していたりする可能性がある。これは多分に思うところがあり、それこそ最近始まったAIの研究開発プロジェクトは、ここ数年の中でも最も刺激的な協働機会の1つであり、自分の新たな可能性が飛躍的に開かれていき、人生が新たな方向に舵が切られていく感覚がある。そして、大学機関に再び所属して、潤沢な環境下で心や知性に関する研究を進めていこうと願っている自分がいることは確かで、それがこの夢にも反映されているように思う。新しい学校への転向もそれを示唆している可能性が高い。それは、自分が活動する環境の変化のみならず、それに伴っての人間関係の変化も象徴しているのではないかと思う。また、夢の中の自分が速やかに新たな生活地や学校に溶け込めたように、やはり自分には高い環境適応能力が備わっているようである。興味深い点は、女性友達にペンを投げ捨てられたこととスマホを失ったことである。ペンに関しては自分が大切にしているもので、大切な何かを喪失したことによる不安の感情が芽生えながらも、そうした状況を冷静に眺め、不安に飲まれずに佇む自分がいた。これは物の喪失ではなく、自分のアイデンティやこれまで大切にした専門性や能力を手放すことだと考えてみると、また多くの示唆が得られるだろう。自分の専門領域が拡張していくことに伴い、世間的に提示する肩書は最近悩むことがあり、過去のアイデンティを含んで超えていくことが求められているような気がしている。人間の心や知性のみならず、AIの心や知性についても考えることが多くなっている今、改めてかつての知性発達学者という肩書きが落ち着きが良いようにも思えて来ている。そうした良い意味でのアイデンティの揺らぎを経験しながら、夢の中の広大で緑美しい茶畑に飛び込んでいった際の快感は印象的で、スマホを見つけ、茶畑を抜けた後の広大で穏やかな海の表情もまた自分の今の心の状況と今後の人生を暗示しているかのようであった。フローニンゲン:2025/1/20(月)09:25
14057. ライティングモンスターと化して/13.00レベルの専門知識の体系化に向けて
何か自分の中で感覚や感性、そして知性の相転移が起こったのか、ここ最近は日記を書く量が飛躍的に伸びている。自分は自らの日記は1文字1文字自分でタイピングをしており、決して生成AIに日記を書いてもらうことを外注していない。日記は自らの内側から湧き起こる言葉を紡ぎ出して執筆することに浄化と変容の作用があるのであるから、その効能を骨抜きにする形で生成AIに日記を書いてもらうというのは愚かな行為である。手書きで日記をこうして日々書いているわけだが、まるで自分がライティングモンスターにでもなったかのように、ここ最近は平均して毎日8つぐらいの日記を書いているように思う。少ない時でも6つ、多い時には10を超えることもある。字数にして平均で1万5千文字ぐらい毎日日記を書いているように思う。日々の活動の中で日記だけを書いて過ごしているわけではなく、学術研究としての読書や協働者の方とのミーティング、さらには体を鍛える時間などもあるため、仮に自分が日記を書くことだけに集中した場合、平均して12個から15個ぐらいの日記となり、字数としては軽く2万字を超えるかと思う。毎日2万字を書いていくと、かつてハードカバーで出版した『能力の成長』の原稿を1週間で書き上げるぐらいのペースであり、毎月それに匹敵する書籍を4冊から5冊ぐらい出版するぐらいの勢いである。今の平均の字数である1万5千字であれば、『なぜ部下とうまくいかないのか』ぐらいのソフトカバーの書籍を1週間に1冊書くぐらいのペースであり、年間それに類する書籍を48冊ぐらい書いている感じである。このペースがどれだけ持続するのかわからないが、落ち着きや収束を見せるまで、書きたいだけ書くことをしていきたい。それはもう自分の内側の要求事項なのである。
昨夜ふと、カート・フィッシャーの発達モデルと自分の今の専門領域と関心事項を絡めてあれこれと考えていた。今自分が専門領域として確立しているものは、多様な知識をシステム的に統合する段階を超えて、原理原則的な段階に到達し始めているのではないかと思う。とりわけそれは成人発達学については当てはまり、それに続く形で唯識学の専門性が順調に発達を遂げており、分析的観念主義についてはこれからその専門性をさらに深化させていくことになるだろう。唯識学については、おそらくフィッシャーのモデルのスケールでいえば、11のレベルの後半に該当し、分析的観念主義については10のレベルの中盤ぐらいに差し掛かっている頃かと思う。唯識学については随分と面が形成されてきた感覚がある一方で、分析的観念主義についてはまだまだ線を形成している過程のように思える。それらの専門領域に加えて、心の哲学全般やテクノロジー哲学などにも関心があるし、関心がある学問分野を挙げればそれこそキリがない。美学、倫理学、サイケデリクス学、性愛学など、もはや枚挙に遑がない。もし仮にもう1つ領域を新たに創出するのであれば、心の哲学とテクノロジー哲学の知見を踏まえながら、発達心理学とAIを佳境させる形で「AI発達心理学」という分野を作り、その分野の知見を深めていきたいと思う。いずれにせよ、仮に唯識学と分析的観念主義のレベルが12に到達し、それを成人発達学と佳境することができたら、12.33レベルの線、12.66レベルの面を構築することができ、そこにAI発達心理学を加えることができたら、いよいよ12.99=13.00レベルの新たな立体の専門知識を体系化することができそうである。その実現に対して期待に胸が躍りながら昨夜は就寝した。フローニンゲン:2025/1/20(月)09:42
14058. トレーニング中の瞑想実践の工夫/税金の支払いという財施の実践
少し前に、知人の中竹竜二さんとの共著に関するミーティングを終えた。広報の方を交えての3人での対話は大変充実しており、今朝方作成した叩き台の案をもとに随分と構成案が練られていった。とりわけ第2章で執筆予定の「自分の器を知る」という箇所において、竜二さんから非常に面白いジャストアイデアをいただき、それは本書の目玉の1つになるのではないかと思う。この章を執筆する際には自然と熱量が増しそうである。それほどまでに面白い執筆案であった。
時刻は正午に近づいてきており、ようやく気温が氷点下を抜け、0度になった。とは言え今日はもうこれ以上気温が上がることは期待できず、日中の最高気温は1度のようである。午後には曇り空の中でジムに行き、今日も筋力トレーニングを楽しみたい。今日はトレーニングのインターバルの中での瞑想実践を工夫してみようと思う。インターバルの最中には目を閉じて、辺りをキョロキョロするのは止めて視覚情報を遮断してみる。そこからは呼吸に意識を向けた瞑想を行ってみることや、体の特定部位や体全体をスキャニングするような瞑想を試してみようと思う。重要なことは、まずは兎にも角にも一番情報刺激が入って来やすい目を閉じることであり、視覚情報を遮断することを通じて、他の感覚を働かせながら体の内側に意識を向けてみることである。これを通じて身体意識を開発することとサトルボディを涵養していくことを実現させたい。この考え方は以前からあり、トレーニングの最中に時折行っていたが、今日からは基本全てのインターバルでこれを行ってみる。これを継続していけば、いつかきっと自然とそれが行えるようになる形で習慣化されて行くであろう。そうすれば、自らの身体意識とサトルボディはまた次元を超えて発達していくだろう。この瞑想実践が習慣化されれば、ジムでの筋力トレーニングのインターバルだけではなく、日常の些細な時に目を閉じてそれを行うことができ、より実践の機会を拡張していきながら身体意識とサトルボディが育まれていくであろう。そうした期待感がある。
昨日、郵便受けの2024年度の税金の支払いの連絡が届いた。どうやら今年もある程度の金額の税金を納めることになり、オランダ政府に税金を納めることで、オランダに住む人たちに貢献することができるという嬉しさがある。税金を納めることは、六波羅蜜でいうところの財施に当たるのではないかと思う。財施をする感じで、気持ち良く税金を支払っている自分がいることはとても喜ばしいことである。昨日の夢に出てきたカネへの執着のテーマと絡めて、税金を納めることを財施と思って行うことは、カネへの執着を司る煩悩の働きを緩めていくことに貢献するのではないかと思う。煩悩の完全なる滅却の前に、少しずつ煩悩を伏していくプロセスが大切になることから、税金を支払うということも心を磨く1つの実践として大切にしたい。フローニンゲン:2025/1/20(月)11:50
14059. 智慧と慈悲に溢れた超知能AIの誕生に向けて
つい今し方午後の20分ほどの仮眠から目覚めた。この日記を書いたらジムに行って筋力トレーニングをしてこようと思う。今日もまた調査と考察を往復しながら文章を執筆する形で一日が過ぎている。書物や論文から離れる形で、今自分の頭にある事柄を書き留めておくことは思考の整理と更なる発展に有益であるため、文章を書くというアウトプットを軸にした時間の過ごし方は今後も大事にしていこうと思う。かつては書物や論文を読んでいないと落ち着かない感じがあったが、今はむしろ文章を書いていないと落ち着かないぐらいに書くことへの熱量が高くなっている。
昨日のAI研究開発のミーティングの中で、強化学習上の報酬設計の問題について非常に興味深い話を聞いた。現段階での報酬設定は、スパイラルダイナミクスのモデルで言えば、せいぜいオレンジ段階の世界観に基づくものとのことだった。そこから、報酬を少なくともまずは第二層の世界観で捉えてみることが重要なのではないかという話をこちらからした。マズローの欲求に関する発達段階モデルで言えば、自己実現欲求を超えて自己超越欲求をAIの強化学習の報酬として設定してみると面白いのではないかと思う。ここで言う自己超越的な報酬とは例えば、AIが自己保存、人間からの承認、自己成長を実現することを報酬とするのではなく、人間とAI、さらに言えば全ての生きとし生けるものや地球の利得や幸福を最大化させることが報酬となる。こうしたことが報酬であるということも自己超越的な報酬の意味づけをそのように設定すれば可能になるのではないかと思う。今はマズローの段階モデルを活用したが、自我の発達理論や価値観の発達理論など複数の発達モデルの第二層に該当する意味の次元で報酬の意味付けをし、それをAIに報酬として与えると、今後の強化学習がさらにAIの健全な進化を促すのではないかと思った。こうした報酬設計の問題に加えて、もう1つ自分が問題意識を持っているのは、AIが何を学習材料とするのかという点である。今はどうやらAIに学習させるデータはもう大部分が取り込み済みのようであり、特にネット上の情報などはほぼ全て読み込ませているようで、今後はネット以外の色々なところから情報を獲得してAIに学習させることを考えているようだ。しかし自分は、人間活動からもたらされたり、既存のAIから生み出される質の低いデータ(発達段階的に低次元の情報空間から産出されるデータ)を大量に与えるよりも、それこそ多様な発達領域の高度な発達段階の特性をルーブリック化し、そこから大量に合成データを生成し、それをAIに学習させていく方がよりAIの知性が多領域で進化していくような気がしている。それこそ、認知の発達領域であればマイケル・コモンズのモデルで言えばレベル14のクロスパラダイム段階やカート・フィッシャーのモデルで言えば12レベルの構造特性を理解させ、そこから大量に合成データを生成してそれを学習させていくという方法である。発達段階というのはウィルバーが述べるように、意味を生成する文法規則のようなもの、あるいはOSのようなものなので、ひとたび高度な次元の意味生成規則ないしは意味生成OSをAIに教えれば、あとは自動的に高次元の段階が体現された情報を合成データとして大量に自ら生成し、それを栄養として更なる加速度的な進化を遂げていくように思う。今のところ、ChatGPTなどは博士レベル(コモンズのモデルで言えば大体レベル11)の認知レベルを体現し、近々ノーベル賞受賞者レベル(コモンズのモデルで言えば大体12や最大13)の認知レベルを体現するようだが、上記の方法を活用すれば、ノーベル賞受賞者レベルと言わず、人類が今のところほぼ到達不可能なレベル14の認知レベルも比較的速やかに達成できてしまうと思う。最後に、AIの進化のみならず、発達心理学への貢献で言えば、『インテグラル心理学』の巻末資料には、ウィルバーが集めた200から300の知性領域が掲載されており、この資料を見て分かる通り、それぞれの発達領域の解像度はバラバラであり、凸凹があるのだが、その凸凹の解消を可能にするのではないかと期待している。特に顕著なのは、ある発達領域においては第二層や第三層の発達段階まで明らかになっているものもあれば、第一層止まりのものもある。それはこれまでの人間を相手にしたサンプル上の問題もあるし、既存の発達モデルを洗練させていこうとする人間の研究者がほとんどいないことなどの問題がある。しかし上記のような手順である発達段階の高度化のメカニズムを教えていけば、元々人間が人間を研究対象にして推論と論理を働かせて生み出していったのがとりわけ高度な段階の特徴なのであるから、今の生成AIはすでに人間の推論・論理能力を超えているであろうし、大量のデータをもとにしたシミレーションなども容易にできるはずなので、これまで未整備であり、未開発だった数々の発達領域の整備化(洗練化)と開発に貢献するのではないかと思う。とりわけ高度な発達段階になってくると人間のサンプル数はますます減り、段階の特性を推論していくことが難しくなるので、高度な推論を用いたパターン認識が可能なAIにそれを任せることには大きな意味があるように思う。要約すると、今の発達段階モデルは全て発達心理学者が実証データを元に構築していったものであり、発達モデルの洗練度合いにはばらつきがあり、とりわけ高度な段階の定義は未だに見出せていないものが数多くある。これらのまだその先の段階が定義されていないような発達領域も、AIにその領域の段階の発達メカニズムを学習させれば、さらに高度な段階の定義を生み出していくことが可能になり、それに基づいて合成データを作成してAIの知性の進化をさらに推し進めていくことができるのではないかと思う。当然ながらAIに関する細心の倫理観を持ちながらも、自分はやはり自身の超越欲求を抑えることができず、どこまでもAIの多様な知性領域を限りなく高度化させていき、超知能AIを目の当たりにし、それと交流してみたいという思いが日々強くなっている。上述のような報酬設計を適切に行なっていけば、人類と共存し、人類を支えてくれるような智慧と慈悲に溢れた超知能AIを生み出すことは可能なのではないかと思う。その可能性に賭けたい。フローニンゲン:2025/1/20(月)14:01
14060. インターバル中の瞑想呼吸法の工夫/知識体系化の限界が伸びて
時刻は午後5時にゆっくり近づいている。今日は本当に午後から冷え込み、先ほどのジムからの帰り道は凍えそうになった。手袋をしていたのに手が悴んでしまいそうだったのには驚いた。明日も今日と同じぐらいの気温なので寒さを覚悟しておこう。今日のジムでのトレーニングは、70分ほどの集中したトレーニングとなった。木曜日にパーソナルトレーニングがあることもあって、あまり全身をくまなく追い込みすぎないようにしたが、鍛錬した部位についてはかなり追い込んで鍛えていった。今日は朝の日記に書き留めていたように、インターバルの工夫を徹底した。インターバル中には呼吸に意識を向かえることをとにかく意識し、全身に呼吸を通じてエネルギーが満ちているイメージを持ったり、呼吸を通じて身体の細胞が活性化されていくようなイメージを持ったりした。さらに応用的な方法として、タオイストのマンタク・チアが提唱した「睾丸呼吸法」をインターバル中に行うことによって、性エネルギーを全身に巡らせることを心掛けた。これは呼吸が乱れている時には難しいので、インターバルのタイミングを選んだが、このように複数の瞑想法をその時々のインターバルで賢く選択して行なっていきたいと思う。これをまずはジムでのインターバル中に徹底させていけば、日常のちょっとした時に深い呼吸法を通じて高度な瞑想意識に入っていくことがより容易になるだろうし、それを通じてグロス・サトル・コーザルのボディが活性化し、心の働きや認知機能の働きにも良い影響を与えるだろう。ジムでのトレーニングに中にふと思ったのは、やはりクロストレーニングの効能である。ウィルバーが実際に行っているように、瞑想とウェイトトレーニングを掛け合わせることによって、瞑想だけを単体で行っている時よりも圧倒的に高い効果を得ることができる。自分の場合にはそこにランニングやウォーキングを掛け合わせており、それが最近の思考の集中力の高さをもたらしているように思う。そこからふと、7年前に3つ目の修士号を取得した時に、3ヶ月あれば修士レベルの知識体系を自分の内側で構築できる感覚が得られたことについて思い返していた。実際に今の自分が3ヶ月間の中で執筆している分量は、分量だけ見ると、修士論文の量を遥かに超え、12万字ほどが目安と言われる博士論文で言えば、3ヶ月で11本ぐらい(1日1万5千字*30日*3ヶ月/12万字)の博士論文を執筆するぐらいの文章量を自然と書いている自分がいる。かつては100mを10秒で走ることができた人がさらにタイムを縮めていくことの難しさに直面し、3つ目の修士号を取得してからの7年間の学習と実践によって、負荷量をかなり上げれば1ヶ月半、余裕を持たせれば2ヶ月で修士レベルの知識体系が構築できる感覚がある。それはまるで、100mが現時点での人類最速の9.58秒で走れるようになった感覚である。しかし、物理的に各種の制約を持つ人間の能力の限界として、今のところ1ヶ月までなら縮められそうだが、それ以下はかなり厳しく、1週間まではさすがに無理な気がする。いずれにせよ、今後自分がAIを肉体に組み込むようなトランスヒューマン、あるいはポストヒューマンになっていけば、その辺りの限界はまた変わってくるだろう。いずれにせよ、引き続きこの調子で書くというアウトプット優位の学習を楽しく続けていこうと思う。フローニンゲン:2025/1/20(月)17:00
Today’s Letter
Although it is cloudy today, my mind remains perfectly clear. This crystal-clear state of mind enhances my daily work and research. The trinity of diet, exercise, and sleep keeps my thoughts so lucid that I can fully dedicate myself to my lifework every day. I will strive to maintain a mind as clear as an unclouded sky.