機能ではなくユースケース
経営日誌|2021年5月8日(土)
競合調査や開発方針の話を株主としていると、「機能ではなくユースケースの話をして下さい」と度々言われてきました。PdMとして、開発メンバーとの機能仕様の話題が多いこともあり、少し悪いクセになってしまっています。
ただこの指摘は、『顧客はドリルではなく穴が欲しい』というマーケティングの格言と同じ話だなとふと気付き、「自分はこんな基本もできてなかったのか...」と少し反省しました。お客さんは、競合と比較してBiziblを検討する際、利用目的と成功イメージ(または課題)だけを考えています。プロダクト(=機能)はあくまでも手段でしかないので、ユースケースという目的を頭の中からすっぽかしているようでは、良いものづくりはできないし、競合との差別化も近視眼的になってしまいます。
作ることにおいても売ることにおいても勝つことにおいても、「機能ではなくユースケースを」という意識はとても大切。改めて肝に銘じなきゃな。
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