ZOOM F6のタイムコードが最高だった件
私、何を隠そうZOOM F6を2台も所有してます。
32bit floatの利便性にあまりにも感心してしまい、これでジャズのレコーディングを済ませたいと思ったのです。
しかし、6chでは心もとないので2台所有してるわけです。
しかし、実戦で未だ使われていない宝の持ち腐れでした。
今回はYoutubeに上げてる雀の動画に、音楽はいらないからさえずりを聴きたいというコメントがあったので、いよいよ音声収録をちゃんとやろうという話になったのです。
しかし、まずはiphoneにim2というtascamのマイクを付けて録音しようと考えたのです。
H1nも所有していますが、どうもフロアノイズの多さが気になりましてim2の方がノイズに関して優秀だったのです。しかし、im2を接続した状態でイヤホンジャックからモニターアウトできるんだっけ?という疑念が。
確か後からイヤホンジャックにアウト用のケーブルを挿せば行けた記憶があるのですが、そもそもそんな不安定な運用もしたくないなと思いました。
それと、音声をカメラとiPhoneで同じソースを使うことで波形同期がやりやすいだろうという思いでは有りましたが、波形同期がいまいち上手くいった記憶がないので二重に不安でした。
そこで、F6をついに使おうと重い腰を上げたのです。
F6はタイムコード出力が付いているのでそこから音声ケーブルでカメラに繋げてLTCという音声のタイムコードを録音すれば簡単に同期できるというネット上の話だったので、やってみました。
こちらは参考にさせていただいたwebページ
F6のタイムコードアウトから初代bmpccのマイクインに接続しておよそ-12dBあたりでレベルを調整、両方の収録をオンにした。
こうしてF6には収録したタイムコード付きの音声、BMPCCには映像と録音されたタイムコードというファイルが出来上がった。
さてこれをどうやって同期するのだというところで行き詰まった。
最終的にこちらの情報で解決しました。
davinciで映像のファイルを選択 右クリックで オーディオトラックからタイムコードを更新
これで映像のタイムコードがオーディオに録音されていたタイムコードに書き変わります。
そして
https://youtu.be/vfGeG_LKe38
こちらの5分30秒くらいですかね。(13分くらいに上のタイムコード更新についてもありました)
オーディオの自動同期 タイムコードに基づいて同期
これで映像の音声がF6で録音したファイルに置き換わります。
もちろん同期された状態です。
これは楽ちんですよ!
スズメとか野生動物を撮るって録画ボタンを何度も押すし、ファイル数も増えるんですよね。良い音で撮りたくても同期の面倒くささがどうしてもあって、今まで音はあまりやってこなかったんですが、これならどんどん使いたいですね。
そしてZOOMのF3が出た時、私は非常に悔しい思いをしたものです。
F6より小さくて使いやすそうでした。でもF3にはタイムコードを生成する機能はないんですよ。F6はそれがある。素晴らしいです。
今まで同期の面倒臭さでベース動画もOBSで一気に映像と音声を収録していたんですよね。しかし、今後はF6をどんどん使っていきたいですね。