縦動画全盛のこの流れで何のカメラを買うべきか
縦動画が流行になったことで、これまで高画質を売りにしてきたカメラ業界、ガジェットYoutuberがどうしようといった感じになっています。
縦動画を撮るのにA7S3が使えないかと言うとそんなことは全くないのですが、逆にA7s3である必要があるのかと言う話になってきます。
縦動画に求められるのは結局コンテンツの面白さであって画質ではないのでは?
という話になってくるのです。
そもそも横動画であってもそれは同じなのですが、画質は良いに越したことはない。というのも事実です。
縦動画になると早い話、良い画質の条件が下がってくるのです。
簡単に言うと4Kが不必要になる。
4K120pで撮れるカメラは必要ない
のです。
つまり戦えるカメラが増えるということです。
例えば私が愛用する初代BMPCCはFHDでしか撮れませんが、色はめちゃくちゃ良い。それを縦にセットして撮ることで1080/1920の縦動画が撮れます。
そうすると、4kの3960x2160という解像度に縦の画素数が非常に近くなります。
横に関しては単純に狭くなるので画質が落ちるわけではないです。
つまりスマホに最適化されるだけでなく、4kモニターで見ても十分なほど、FHDのカメラの画質が向上するわけです。(横幅は四分の1にカットされるけど)
そして例えば私が愛用するG9pro
4Kや5Kでも撮れる素晴らしいカメラです。それを横で撮った素材をトリミングして縦動画にしても良いですが、それよりもFHDで縦でスローモーション動画を撮る方が断然面白いですね。180fpsで撮ることができるので、それを試してみようと思います。
そんなわけで、縦動画が主流になっている今、FHDのカメラで戦える、というのは大きいと思います。
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