iPadで動画編集するのに1番コスパが良いのは2017年iPad Proである

言い切ってしまいました。

理由として、動画の書き出し時間が2017年iPad Pro以降全く(殆ど?)変わっていないのです。

YouTubeで2017 vs 2018 iPad Pro などと検索すればいくつかの比較動画が出てきます。ゲームなどでは明らかに2018年の方が上回ってますが、動画の書き出しに関しては同じか、2017年の方が速いという結果がほとんどです。

それ以降2020 2021 2022とiPad Proは出てくる度に前機種と動画書き出しの時間を勝負している動画が出ますが、どこの時点でも前の機体を大きく上回る製品は出ていないのです。ていうかほぼ同じて言うのがほとんどかな。
実験をした人はたいてい「まだ最適化されてなくて、そのうち差が出るだろう」とコメントしてますが、それがされたと言う情報は見た事がないです。

と言う事は2017=2018=2020=2022

2017=2022

という式が成り立ってしまうわけです。

何故なのか、もちろん分かりません。結果しか分からないのです。

ただ2017がpowerVRのGPUだったのが、2018以降neural engineという Apple独自の物に切り替わった。そしてゲームなどでは大きく性能が向上したが、動画の書き出しには恩恵を受けていない、という結果になってしまってます。

私は独自で2017年のiPad ProとM1 Mac miniでlumafusionで書き出し対決をしました。それと、2017年のiPad ProとiPhoneSE3(A15)でも同じ事をしました。

結果2017年のiPad Proの方が速かったのです。

但しこれは元素材がh264である事が条件です。
h265になるとM1やA15は専用メディアエンジンを積んでるので圧倒的大差で2017を打ち負かします。そもそも2017ではh265は書き出しエラーになる事が多いです。

またproresのエンジンを積んだA15のiPhoneSE3は BMPCCなどで撮ったproresファイルも楽に編集書き出しできます。

これは結構やばい。

しかしほとんどの人は未だにh264を使っているのでは。
そういう条件下であれば2017年iPad Proは未だにお薦め出来る機種なのです。

私は去年512Gの12.9インチの2017Pro未開封品を8万くらいで買いました。
高いのか安いのかわからんですが、不自由はないです。

USB3カメラアダプタを買えば5Gb/sの転送速度でSSDなどとデータの送受信ができます。

とは言え、M2 iPadはそのうち欲しいです。

proresエンジン、h265エンジンは非常に魅力的だからです。

今はiPhoneにproresエンジンがありますが、転送速度や小さい画面の操作の問題があり、あまり使いたくはないです。

h265素材はこれまで2017Proで困っていた問題だったのでM1Macで作業するようになって、とても楽になりました。

実際iPadとMacではMacの方が優れているはずなんですが、iPadの方が編集が楽しい(凝った編集はしないので)のでM2MacとM2iPadどちらを買うのか、非常に難しいです。M1MAXのMac studioあたりがいいのかも。

まあ、それ以外の2018から2021のiPadを買う選択はないです。
今のところ2017Proをまだまだ使っていきますよ。


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