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ベースで速いフレーズを弾くための練習方法

ベースでツーフィンガーにおいて速く弾く。
出来る人はすぐ出来る。1人そんな生徒がいた。野球部で必要な筋力が備わっていたのか。自分は10年弾いてもまだ思うように弾けていない。

速く弾くためのポイントはたくさんあるが自分が大事にしている3つを紹介したい。

1・一本指での奏法で練習する

速く弾くためには下ろした指の戻りのスピードが重要である。
むしろそこのスピードが8割ではないかとすら思う。
2フィンガーで弾いているとその意識がなかなか難しい。
ワンフィンガーであればその指を上げなければ次の音を弾けないので強制的に指の戻りを鍛えられる。恐らく中指の方が難しいだろう。指に違和感を感じたら直ぐに休ませてマッサージなどしてほしい。

2・自分の弾けるテンポより速いテンポで練習してみる。

自分が弾けるテンポより速いので当然弾けないのだがそのテンポで弾こうとがむしゃらに動かそうとしてみる事が大事である。指を痛めないように注意してやること。
毎日この時間を作る事で少しずつ身体が順応しようとするだろう。

3・力を抜く

どこの誰に聞いても脱力だと言われるだろう。
脱力で大事なのはまずは脱力する事。
どんなに軽い音でも良いから脱力した結果速く弾けるという結果に辿り着く。
その次に脱力した上でより良い音を弾くにはどうすればいいか考える。
縦振動だったりドアノブを回す時の手首の回転を利用してみたり。
どこまで速いフレーズを弾くか、どんな音を出したいかで弾き方は変わるものである。
しかし指の力を抜く事は絶対である。肘肩の力を抜くかどうかは自分の身体に聞いてみれば良い。自分の身体と音の関係、つながりを見つめ直しそれぞれの弾き方を引き出していくのが良いだろう。

全てに共通して腱鞘炎にならぬよう痛みを感じたら直ぐにやめて休ませる事を忘れないでほしい。

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