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F Jazz Bluesのコード進行 / 7thコードの4つの押さえ方

今回はFジャズブルース、Bag's Grooveのコードを説明して行きます!
メロディーは以前の記事をご覧ください!

ブルースに使われるコード

ブルースに使われるコードはドミナントセブンスコードと言って、C7(シーセブンス)やDdom7(ディードミナントセブンス)などと表記されます。
C7はドとミとソとシのフラット(Do+Mi+So+Te)を合わせた響きになります。
この度から数えて7番目の音、シがフラットするというのが重要なところですね。
ブルースではほとんどのコードがこのドミナントセブンスコードで出来ています。

C7はウクレレで言うと1弦の1フレットを押さえるだけですが、他にも色々押さえ方があります。
4つの音で出来ているコードなので、音を入れ替えると4種類のコードフォームが出てきます。
ウクレレのような楽器ではそのコードフォームを平行移動するだけでいろんなコードが弾けるので是非コードフォームを覚えてしまいましょう!

Bag's Grooveのコード進行

Bag's Grooveではジャズブルースでもシンプルな方のコード進行で出てくるのは4つのコード、F7,Bb7,Gm7,C7です。
上記譜面のコード進行ですが、一つのコードにつき4つの押さえ方があります。音の高低が入れ替わっているので転回形(インバージョン)と言います。譜面下段に書いているので、是非チェックして見てください!

譜面のコードを弾いてみると、ドミナントセブンスのコードの形が、F7、Bb7、C7で共通していることに気づくと思います。
形をずらすだけで色々なコードが弾けるので、是非形を丸覚えして見てください!

ブルースのフォーマットについての補足

通常のブルースのフォーマットは、3コードで12小節を繰り返します。
ジャズブルースになるとコードが複雑化して、俗にツーファイヴと呼ばれるコード進行が入ってきます。

通常のFブルース (F7,Bb7,C7の3つのコード)
|F7 |Bb7 |F7 |F7 |
|Bb7 |Bb7 |F7 |F7 |
|C7 |Bb7 |F7 |C7 |

Fジャズブルースのコード進行の一例
|F7 |Bb7 |F7 |F7(Cm7 E7) |
|Bb7 |Bb7 (Bdim7) |F7 |F7(Am7 D7) |
|Gm7 |C7 |F7 |Gm7 C7 |


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