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202410-3_内省浪漫
今年から始めることにした週ごと、月ごとの個人的に学べたことや気づけたことの振り返りを今週もしていこうと思います。
健康の不平等解消と経済との関連
Deloitteの記事で、健康の不平等解消と経済との関連についての分析を読ませていただきました。
この記事では、米国の健康の公平性を向上させるとGDPの上昇が期待され、その効果は2.8兆米ドルにも及ぶとされています。
そのため、企業がとるべき対策として、企業は、従業員、福利厚生、プログラム全体に健康の公平性を統合すること、公平性を考慮した製品やサービスを設計すること、企業は、地域社会への関与を強化すること、エコシステム全体のセクターと連携することの4点を挙げられております。
これらは、日本では健康経営に近い部分もあるかもしれません。また、以前ヘルスケアとエンタメについて考えた際に、経済成長と医療の公平性というものはある程度セットであり、どちらかに偏りすぎてもいけないというのがあるかなと思います。米国は経済成長鈍化が懸念されつつもまだ踏み堪えている印象ですので、このような戦略が功を奏すのかもしれません。ただ、日本で同じような対策では難しい印象があり、今は経済成長に少し天秤を傾けるべき時なのかもしれないのかなと思いました。
Amazon pharmacy
みずほ銀行のレポートでAmazon pharmacyに関するものを読ませていただきました。
主に、Amazon pharmacy参入による現状や今後の影響について描かれている印象です。
僕も以前、Amazon pharmacyについては考えさせていただきました。1点、みずほ銀行のレポートでは、既存薬局は、かかりつけ薬局として高齢者に主軸を置いていくべきという内容があり、ここが少し僕の考えとは違うかなと思いました。
ボリュームゾーンとして、高齢者を軽視するのはよくないと思いますが、オフラインとしての薬局の価値を見出すためにも、次のボリュームゾーンとなりうるミレニアム層とどういう体験を作れるかを様々試していく必要があるのかなと個人的には思っています。
SaaSのJカーブが消えた日
コッカラSaaSさんのSaaSのJカーブが消えた日を読ませていただきました。
僕は、最近の潮流はプロダクト主導成長(PLG)だと思っていたのですが、そんな薄っぺらい知識ではダメなことがわかりました。
PLGや営業主導成長(SLG)ではなく、営業エンジニアによる主導(SELG)であり、toBでも、個別対応は不可欠で、その対応の中心であったのがSEではなかったかという理解でいます。
ただ、AIにより、SEのコストダウンが図れる可能性があり、SELGの民主化が起こることで、サービスのコンパウンド化、ニッチ領域では更なる体験の向上が求められてくるだろうというのが個人的な理解で読ませていただきました。
SaaSはサービスの乱立が問題かなと思っていましたが、AIの登場により、今後は収斂化されていく可能性もあるのかなと思いました。
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