202403-3_内省浪漫
今年から始めることにした週ごと、月ごとの個人的に学べたことや気づけたことの振り返りを今週もしていこうと思います。
Tesla
AppleがEVから撤退しましたが、そういうのを見ていると、当たり前ですが、新しい巨大市場の構築というものは、とても難しいのだなと感じました。
Teslaについては、ちらほらいくつか記事を見ているくらいのレベルですが、カーボンクレジットの利用、電池マネジメントシステムの仕組み化、自動運転の訓練用学習データ構築体制など、戦略と戦術がすごく、ビジョンがありレジリエンスを高めており、途中で倒れることなく利益を上げ続けられるモデルにし拡大していっていることにとても感心します。
Einride
この会社では、自動運転電気トラックを売っているのですが、電気トラックであるハードを安く売るというよりは、トラックの運用コストを下げるためにビジネスをしているという視点が面白いなと思いました。ハードとしては、コモディティ化していくに従い価格は下がっていくかと思います。先ほどのTeslaもそうですが、なのでハードをトリガーにシステム部分のソフト面に入り込んで、なくてはならないものにしていくという視点は、長期的にはコモディティ化の影響も少なくなるのではと思いとても勉強になると思いました。
肥満
最近、GLP-1受容体アゴニストなど肥満症治療薬として話題になることも多いかと思います。ただ、肥満とは病気というよりは症状であり、そのため、治療というよりは予防に近いと思います。今では、CureからCareへともない、治療は選択肢も多くなってきている状態で、治療の市場としては、希少疾患の方向性でいくのか、もしくは市場自体飽和しつつあるのかもしれません。
そうなってきた時、肥満のような、治療前、未病に近い領域というのは、今後健康面でもビジネス面でも、非常に関心が高い分野なのかなと思いました。
引き算
最近、ゼロトピックを聴かせていただいております。
その中で、どんなに多機能でも使われるのは3つくらいと言われている部分がありました。
今読んでいる「異業種に学ぶビジネスモデル」でも、引き算のことが書かれていますし、「エッセンシャル思考」でも、優先順位がたくさんある場合は優先順位とは言わないというようなことが書かれております。
何でもかんでも詰め込み過ぎたくなるのは、そうなのかもしれませんが、それはある意味思考停止なのかもしれません。
1つしか選べないとするならば本当に必要なもの、強みは何なのかを考え抜いていくことを日常的に意識していく必要があるのだろうなと思います。
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