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202405-3_内省浪漫

今年から始めることにした週ごと、月ごとの個人的に学べたことや気づけたことの振り返りを今週もしていこうと思います。

小売からメーカー

フリーアジェンダで、小売とメーカーの戦略の違い、SPA(製造小売業)などを西友と無印良品などを事例として議論されている回がありました。
無印良品については、NewsPicksの記事でもよく読ませていただいています。

小売からメーカーになるという流れでの成功事例として無印良品の印象が強い中で、SPAなどが出てきて追随され、「わけあって、安い」が一般化してきた進路転換がとても勉強になります。
また、PBの様な場合、価値を作る側と届ける側では、大事とするポイントが食い違う場合が多く、そこをうまくマネージできるかが重要という話もありました。
調剤薬局も、医薬品小売業にあたり、文脈は違う部分も多いと思いますが、小売業としていったんざっくり見ていく場合、ウォルマート的な文脈でいくべきなのか、PB路線の様なものにしていくべきか、業界再編が起こりつつある中で、無印良品の事例は学ぶべきものが多い様に思います。

ファシリテート

こちらもフリーアジェンダでファシリテートについてお話を聞きました。
ファシリテートは、意思決定、議論、共有の順にやれると良い、その上でボールが止まらないように循環させるという内容という理解です。
こちらは以前にも読ませていただいたこちらの記事にも基づいています。

会議のファシリテートをたまにすることもあり、自身が関わる会議を今回の様な視点であらためて考えてみたのですが、結構共有の割合が高いなという印象でした。
人数にもよりますが、会議的なものは、結構コストをかけているものかと思いますので、もっと議論の割合も増やし、どのような内容にしていくとレバリッジが一番かかりそうかを意識していく必要性を感じました。

事業機会の最大化

ゼロトピで、BizDevについてのお話で、ミッションは事業機会の最大化であり、ecをただ売るのではなく、各パートナーの言語化できていない経営課題を言語化し適切なアプローチの提示をしている。企業ごとに違う部分はあるので、それを全体最適にするか部分最適にするか、さらに自分たちがやるかやらないかをそれぞれ判断している、などが個人的には印象的でした。
パートナーのイシューを言語化していくことで、抽象化できることなのか、個別的なことなのか、それにより事業機会を考えたときに、どこに一番レバリッジがかかるかを考えることで最大化を目指す、ということなのかという理解です。
また、そのために必要な情報としては、顧客の解像度の深さ、市場の解像度の高さ、それらを解決するための技術、知識・リソースの理解の4つ、これらを会社が大事とするイシューに対してどう使うかを念頭にインプットしていく、という内容のお話もありました。ただ、イシュー型でなく、機能型で組織が分かれているような場合はこのような方法は難しい場合もあるとも話され、僕の仕事は結構機能型で別れているため、自分の裁量でイシュー型にできる部分からはこの様な考え方での情報収集を意識していけないかを考えられればと思っています。
ひとまず、色々と言語化していければと思いますが、僕は苦手な部分が多く、もうこれは量稽古しかないと思いながら、日々尽力している次第です。このような癖をつけていくためにも、きちんとイシューアナリシスのようなものをベースにしながら、どこの大元のイシューに紐づくかを整備し、優先順位や全体最適を考えていけるといいのかなと思います。

UIとUX

こちらもフリーアジェンダで、UIとUXに触れたお話を聞きました。
その中で、UIはプロダクトの各機能に関してどの程度トラフィックを流すかのアプローチの設計、UIとUXは別物で、UIは身振り手振りなど身なり、UXは人となりで、なのでUXの中のUIがどれくらいの割合を占めるかでも打ち手は変わってくる、という様な内容だったかと思っています。
結構、自分自身でも、UIやUXがよくわからないままごっちゃに近い形で使っていることも多いかなと思いました。
以前のKPIは代用のアウトカムであり、真のアウトカムとしての法人としての人となりを考えたときに、そのKPIはその人格を表す形になっているかという様な内容もありましたが、似た様な理解プロセスかなと思っています。KPIは事業などを人として、UIなどはプロダクトを人と仮定した考え方かなという理解です。このような用語と言いますか、わかった様でわかっていない様なものは、抽象化して自分に割り戻して具体化し、またそれを戻してみる様な形で考えるといいのかなと思いました。
まあ、これは理解の方法の話ですが、UIに関しては自身が関わっているものに関しては、客観的にみて、絶望的なので、もっと向き合っていかなければなと思います。トラフィックのアプローチ設計と思うと、この機能を使ったとき、次にこの機能を使用することが多いので、そことの連携や摩擦を少なくしようという考えがいいのかなと思います。
プロダクトマネージメントは、戦略と実装を一致させること、というお話もゼロトピであり、戦略で決めたことを、機能で反映させ、そこのトラフィックをどう整理するかUIを整え、それにより巻き起こるUXが戦略と一致しているか、意識していけたらと思います。

 PMFの外部依存性

ゼロトピで、PMFは、市場があるかないかに依存する。n=1フィットを目指した結果、市場がそのプロダクトをプルしたくなるユースケースになるかどうか、それが無消費者を取り込んでいく様な市場があるかないか。そうなるためにはやりたいことにフォーカスし、そのサービスの継続に投資していく、もしくは、バルクユースケースになるための差異をみながらピボットしていく必要があるのでは、という様なお話を聞きました。
どちらにしろ、n=1フィットであることはマストな気がします。その先にどれくらいの市場があるかは、ビジョンドリブンな必要があるのかもしれません。自分の定義する世界が先にあるとして、その市場がどれくらいのものなのか、割り戻した際に、n=1がどこにあり、関連するアトミックネットワークはどこなのか、代用しているジョブはなんなのか、無消費者層はどれくらいいるのかを考えていく。もしくはn=1の属性がバルクケースになる潜在性があるのかを考えていく必要があるのかと思いました。

ヘッダー画像:generated by DALL-E

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