コースで考えるべきこと(99〜89)版
前回の100切り版
から90切り版です。
ここまでくると、ミスもかなり減り、スイングもエラーは少なくなってきてると思います。しかし、ここからスコアを削る作業が大変です。
どうすれば90切りを出来るのか。
考えてみましょう。
コース全景をみてどう打っていくのか決めていく。
90切りでは、コースマネージメントが重要になっていきます。100切りの場合は、セーフゾーンを徹底すれば大丈夫ですが、90切りとなるとパーを増やさなければなりません。
パーを取る為には、パーオン(例えばpar4なら2ndショットでグリーンを捉える)を増やしていく必要があります。パーオンを狙うには、グリーンを狙いやすいポジションにティーショットを置く必要があります。
ペナルティを避けつつ、2ndでグリーンを狙いやすいポジションに置けるかどうか。重要になります。
ピンのポジションから打つべき番手を選択肢する
真っ直ぐピンを狙って打つことだけしかしない場合、スコアは大きく分かれます。正解すればバーディ、失敗すればパーさえ危ない。せっかくベストポジションに置けたティーショットが無駄になります。
さて、ここで重要なのが、グリーンをいくつかのブロックに分けて考える事。
たとえばこんなグリーンだとします。
この場合このように区切ってみます。
この場合、4のポジションにピンは切ってますが、奥から手前に向かってグリーンの傾斜が来ています。ですので、ピンより奥には行きたくない。なので、1か2それか4でもピンより手前に打てれば最高です。ここまで考えると難しいですので、簡単に3に行かなければOKと考えてみてください。
アプローチ技術に選択肢を増やす
スコアを減らすためには、ショットのバリエーションを増やす必要があります。
まずはアプローチのバリエーションを増やすべきだと思います。同じ状況から1〜3種類打てるとなると、選択肢が増えてピンに寄る確率も高くなります。1種類を極めることも重要ですが、ゴルフでは同じ状況になることがほぼありません。なので、その場に適したショットを打たなければピンによる確率が低くなります。
いかに3パットしないか
パーオンが増えてくると同時に、パット数も増えてきます。そこで、いかに3パットを減らせるかも重要となってきます。やはり距離感がとても大事。アプローチして短いパッティングを打つ場合では、あまり距離感に誤差は出にくいですが、パーオンした場合は、10メートルを超えるようなバーディパットもよくあります。10メートルを超えると3パットの確率がかなり高くなります。3パットをいかに減らすか。これもスコアを削る上ではとても重要です。
90切りは夢ではない
90を切るのは難しいです。しかし、攻め方、考え方を変えるだけで、90という数字は切れるのです。100を切ったプレイヤーのスイングは、90を切ったプレイヤーのスイングとほぼレベル差はありません。しかし、アプローチ技術やパッティングに関しては、手も足も出ない程差があります。
しかし、基本は同じ。いかにペナルティにならないか。いかにショートゲームの精度を上げるか。
さらなる進化を目覚ましましょう。
ゴルフというスポーツを追求し、レッスンや、競技ゴルフを行なってます。もっとゴルフを楽しく、上手くしたい!