
自家焙煎記 メスティンを使った焙煎
こんにちは、コーヒーが大好きなようへいです。
早くももう6月ですね。
1年あっという間です。
さてさて
相変わらずコーヒーの焙煎を楽しんでます。
2週に1回は庭先で焙煎してますね。
すっかりコーヒーおじさんです。
今回は、前からやってみたかったメスティンを使っての焙煎。
これの焙煎記です。
今日の豆

今回焙煎する豆は「エチオピア ゲイシャ」50g。
フルーティーな酸味を味わいたいなら、個人的にエチオピアがおすすめです。
本日の焙煎度合い
素材を活かしたフルーティーな感じを味わいたいので、中煎りにしてみます。
しかし・・・・。
焙煎準備

もう毎度おなじみですが、お外で焙煎です。
道具はいつものように
生豆(エチオピア)50g
軍手
うちわ
火ばさみ
ウッドストーブ
これに加え、メスティン!
今回の燃料は、公園で拾ってきた木の枝です。
メスティンを使うので匂い移りを気にする必要はなく、わざわざ高価な炭を使わなくても良いですね。
焚き付けには、新聞を固く絞ってねじった棒と、100均で買った焚き付け材を使います。
なぜメスティンで焙煎?
今回初登場のメスティン。
今回メスティンを試してみた理由は、メスティンを使うことで効率よく、中までしっかり熱を伝えることができるのではないか?と考えたためです。
以下の図は、いままでやってたようなザルを使った焙煎です。

茶色の丸がコーヒー豆、それを囲っているグレーのものがザルです。
下からの熱で焙煎しています。
どうしても下側の豆だけに強く熱が当たります。
じゃあ、メスティンを使うとどうなるか(妄想込みですが)。

メスティンの中にコーヒー豆が入っている、という絵です。
熱源は下にありますが、熱によってメスティンの中が高温になり、360°から豆に熱が加わるのでは、と考えました
つまり、焙煎の効率化!
これを試してみたく、今回はメスティンを使いました。
番外編:いざ火起こし
本編から逸れますが、ご容赦ください。笑

いつものように、フェロセリウムのファイヤースターターで新聞紙に火を付けます。

種火をウッドストーブの中に入れたら、ここから火を育てていきます。
固くねじった新聞紙と、焚き付け材、松ぼっくり、木の枝、と、間隔を置きながら投入し、火を大きく育ってていきます。

火が出来上がり、風よけを装着したら完成です。
火起こしってやっぱ楽しいですね。
水抜き
脱線失礼しました。
本線に戻ります。
いつものように、生豆から水分を飛ばしていきます。

今回は炭火ではなく焚火なので、火力の扱いに注意します。
火から少し離れたところでメスティンを振っていきます。
豆を焦がさないように、火との距離を気を付けながら、甘い匂いがするまでメスティンを振ります。
水分が飛んだら焙煎開始

焙煎開始です!
メスティンに蓋をし、火との距離を短くしてメスティンを振っていきます。
蓋をしたせいで豆の状態が確認できないので、ちょっとおっかないです。
また、ただでさえ忙しい中、燃料の枝が燃え尽きてしまい、火が何度も弱くなりました。

何度も何度も木の枝を継ぎ足す、なんていう一幕も。
これもアウトドアの楽しみです。
焙煎度合いの確認

蓋を開けてびっくり。
深煎りになっちゃってました。
焙煎は、ここで強制終了です。
焙煎中、ハゼ(爆ぜ)と呼ばれる豆の弾けが2度起こり、それぞれでパチパチ音が聞こえるんですが、まったく聞こえなかったです。
蓋をしてたことと、振っているシャカシャカ音でハゼを聞き逃したか・・・。
豆の状態が見えないのでハゼる音を頼りにしてましたが、聞き漏らしたようです。
こういう次に繋がる楽しい失敗は良いですね。

これ以上焙煎は進ませたくないので、急いでザルに移してうちわで冷まします。

ハゼる音が聞こえなかったので、もしかしてハゼが起きてない?と思って何粒か見てみました。
すると、ハゼて割れた感じはあるので、やっぱりハゼは起きてましたね。
音を聞き逃してました。
焙煎完了

はい、深煎りの完成です。笑
苦いコーヒーは好きなので、これはこれで良し。
焙煎時間ですが、30分くらいで終わったと思います。
いつもは40分くらいかかってるので、10分短縮。
あ、豆を余計に焼きすぎてしまったので、無駄に時間が掛かってます・・・。
試飲
焼いた豆をさっそく挽きました。

ちょっとピンボケしてしまいましたが、焼き立て豆は膨らみますね。
炭酸ガスでモコモコ。
挽いた豆は10g。
お湯の量は150ml。
焼き立ての豆は炭酸ガスが抜けきっておらず、淹れる過程で風味を阻害するので、最初は30ml注ぎ40秒蒸らす。
その後、蒸らし時間30秒の間隔で40mlずつゆっくり淹れていきました。
しっかりと苦く、でも重くない口当たりの、おいしいエチオピアコーヒーでした。
次こそはメスティンで中煎りをやってみます。
番外編2:火を見るとうっとり

火のゆらぎって見てて癒されますね。
ずーっと見てられます。
癒された1日でした。