今までのわたしと文章-1

 noteに登録したのは約3か月前。やっと自分でも投稿してみようとパソコンの前に座った。ただただ、自分の思うままに書いてみたい。

 簡単に私のプロフィール。

 1993年生まれ。女性。関西在住で昨年結婚した。新卒から働いた会社を最近退職し、現在有給消化中だ。

 昔から文章を読んだり書いたりすること自体は好きだったと思う。小学生の頃、夏休みの宿題であった読書感想文を、何となく思うがままに書いてみると賞を受賞したこともあった。表彰されて嬉しかった記憶より、受賞を狙って何度も何度も再考していた同級生、のお母さんから「うちの子はあんなに書き直したのに。。」と、私が全然努力していないかのように言われたことを覚えている。しかしそれを言われても私は何とも感じなかった。なぜなら本当に努力なんてしていなかったから。正直、担任の先生が評価会に私の感想文を出していることすら知らなかった。あくまで私にとって「夏休みの宿題」の一つ。なんなら夏休みの超後半になって手を付けた。何となくラスボス的に捉えていたが、やり始めたら純粋にその本が面白かったし感想文もすらすら書けた。(今思えば、その本が素晴らしかったのでは・・?)

何はともあれ、文章を書くことは好きだったのだろう。そういえば小学生の頃は毎日日記を書いていたし、遊びでノートに物語を書いたりしていた。と、今、これを書きながら思い出した。その物語を見返したり、誰かに見せたこともなかったしむしろ見せたいとも思ってなかったが、共働きで両親の帰りを待つまでの暇つぶしの遊びのひとつだったのだろう。そういえばそのノート、どこいったんだろう。数年前、実家を建て直すタイミングで母親が断捨離をしていた。かくいう私は、仕事で県外に出ておりその断捨離作業には参加できず、「必要なものは持って来ているから基本捨てていいよ」とだけ伝えていた。そんな中でも、母からのLINEで「これ置いておきますか?」というメッセージと共に送られてくる「母も処分に困った物たち」の写真。その中にもそのノートは無かった。

 そういえば実家が取り壊されたころ、母と電話している時、「あんたの部屋片づけていたら、こうやって一人で遊んでたんやろうなあっていうものが沢山出てきたわ。さみしい思いさせたなあ。」と言われた。言われた時はなんだ落書きかお絵描きかと思ったが、もしやあのノートだった、、、?とまさに今ハッとしている。しかしまあ、「処分に困った物リスト」に挙がらなかったのだから迷うことなく母にとって「ときめかないもの」に分類され、処分されたのだろう(笑)

  幼いころは、私は「誰かに見せるため」に文章を書いていなかった。思ったままに吐き出す心中だったのか、願望だったのか、愚痴だったのか、今となっては読み返すこともできなくてわからない。でも、純粋に書くことが楽しかったのだろうと思う。そんな頃から20年くらい経った今、もう一度、そのころのように何も考えず、思うままに文章を書きたいと思ってパソコンを開いている。趣味のひとつになればいいな、頑張らずにできる趣味に。





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