ポータブルスチーマーでシャツのシワ取りをやってみた

ここ2年くらいは在宅勤務が増えましたが、それでも週に2−3回は出社してます。出社する際には、たいてい襟付きシャツを着ています。在宅勤務もシャツを着ることが多いです。

そうしたシャツには、週末にアイロンかけをしています。その時はハンカチも一緒にやっています。時々、スラックスの折り目のプレスもしています。

アイロン本体、アイロン台、霧吹き、当て布シートなどの一式をクローゼットから取り出して、セットして、終わると片付けなければなりません。5着くらいのシャツにハンカチなどのアイロンかけすると、1時間以上かかります。

ただ、今週は年明けで出社日が少なかったので、シャツは2枚だけでした。わざわざアイロン一式をセットするのも面倒だったので、出張用に持っているポータブルスチーマーで、シャツのシワ取りをしてみました。

きちんとしたスチーマー(据置型?)でのシワ取り事例のブログは何件かあるようです。ただ、出張用のポータブルスチーマーのシワ取り事例はあまり公開されていないので、スチームかけの感想を記事にしてみます。

使ったポータブルスチーマー

岩崎電気のSSH-100という小型スチーマーです。海外電源にも対応しており、国内外の出張(最近減りましたが)に持って行ってました。

ちなみに、海外出張で泊まるホテルには、たいてい部屋にアイロンが常備されています。欧米だけでなく、シンガポールもそうでした。郊外の自動車前提のホテル(いわゆるモーテル)だと、たまに備えてないところがあるくらいです。

一方、日本のビジネスホテルどころか、シティホテルでも部屋にアイロンが常備されているところは、ほとんどありません。フロントに頼んで、もってきてらもらう形です。

畳んだシャツのシワ取りくらいなら、このポータブルスチーマーがあれば、わざわざアイロンを取り寄せる必要がないので、重宝してました。でも、もともとアイロンかけしたシャツを持って行っているので、シャツ全体にスチームかけすることはありませんでした。

じゃあ、洗った後のシャツ全体に、ポータブルスチーマーでスチームかけしたら、どうなるのかやってみた結果が、以下になります。

洗濯後のシャツ

ネットに入れて洗濯して天日干ししました。普段は「おしゃれ洗い」なのですが、泥汚れがついていたので、ブラシ後に「普通洗い」で洗ってます。脱水は短めにしましたが、そこそこシワが付いてます


スチーム後のシャツ

ポータブルスチーマーでシワを取った後です。前面と背面の目立ったシワは取れましたが、中程度のシワは取りきれませんでした。衿と袖もややクタッとしてます。腕の部分はかなりやりにくくて、シワがそれなりに残ってしまいました。


衿の比較

大きなシワは取れたけど、パリッと伸びていません。端を引っ張りながら、スチームを当てきれなかった感じです。やはりアイロンで重量かけて伸ばしたいところです。

前立てとポケットの比較

あまあピンとの伸びています。ここは引っ張ってスチームを一番かけやすい場所だったので、一番上手くかけられたかなと思います。

やってみた感想

端々にシワは残ってますが、カジュアルシャツならこれで十分かなと思います。ドレスシャツでも、基本的にジャケットを羽織るし、ベストを着ることもあるので、なんとかなりそうです。

ポータブルスチーマーでも、それなりにシャツのシワは取れて、出社の時に着用しても大丈夫そうな印象です。

ただ、この1枚を仕上げるのに20分くらいかかりました。ポータブル型なので、時間がかなりかかったのかもしれません。

はっきり言って、アイロンの方が早いし、綺麗に仕上がります。ポータブルスチーマーは、あくまで出張時の簡易なシワ取り用なのだろうと思います。

アイロン台などの出し入れの手間はかかりますが、来週からはやっぱりアイロンかけに戻ります。







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