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'22南ア記 Day1 夕日と月とジャカランダ
10月8日(土)22:30に成田を発ち、途中ドーハを経由し、10月9日(日)南ア時間14:40(日本時間21:40)にヨハネスブルグに到着。
長いイミグレを抜け、マンデラ像にご挨拶。
別便で到着する仲間を待つ間、フィッシュアンドチップスをつまみにビールで乾杯。睡眠不足の体にじんわりしみるアルコール。
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空港から今回の滞在地プレトリア大学のFuture Africaまでは約40分の道のり。現地の仲間Faraiに聞くと「だいたい37分で着くよ」と細かい数字を言う。
レンタカーで空港を出発。丸一日以上、外の空気に触れていなかったので思わずやっと出れたと声が漏れる。
赤く錆びた鉄塔が長く伸びた電線を担いで遠くへ遠くへ伸びていく。
低木と赤土の間をハイウェイが走る。路肩灯の背が高い。
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振り返ると真っ赤な夕日が落ちていく。
キャンパスに着く頃にはほの赤い月が上ってくる。
ジャカランダが見事な花をつけている。紫色。
南アフリカの桜みたいなもんだよとFarai。
カエルの合唱と涼しい夜風を浴びながら、四十代のスタートをこの場所で切ることができてよかったなあとしみじみ感じながら、眠りについた。
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