ドイツ国家認定フロリストマイスターの自己紹介。
はじめまして。
春になり、noteをはじめることにしました。
妻と共同編集で綴っていきたいと思います。
活動の幅を広げていきたいと思ってたところに、新型コロナウイルスに伴う外出自粛が重なってしまいましたが、外に出ることが難しいからこそ、自宅からnoteを通して発信をしていきます。
どうぞ、よろしくお願いいたします。
まずは、自己紹介。
まえだけんし といいます。38歳。(こういう時、漢字の本名明かした方が良いのでしょうか。カタカナやアルファベットが格好良いのかな。よく分かりません…)
中学生のころに英語好きになったことがきっかけで、海外で働くことに憧れを抱きました。大学で国際社会学を学んだ後、2005年から幼いころから好きだった花業界へ。日本の企業に所属しながらショップからブライダルまで経験を積んだ後、退職。2012年11月に単身ドイツへ渡り、ケルンのお花屋さんで修業。
2014年9月バイエルン州のフライジングという街にある『Staatliche Fachschule für Blumenkunst Weihenstephan』(上の写真)に入学し、2016年7月卒業。ドイツ国家認定フロリストマイスターの称号を得て、日本に帰国しました。
その後、東京でお花の仕事を続けていますが、この春から「yohaku」というひとつの屋号を掲げ、活動の幅を広げていけたらと思っています。
妻のことも、少し紹介。
大学で同級生として知り合った妻。このnoteで妻が投稿する時には、きっと自分のこと「ツマ」と名乗って登場します。笑
中学で英語が好になった僕に対し、妻は中学のころカナダで2週間のホームステイを経験するも、何も言えず分からず…「英語は通じないもの」として苦手意識を高めたそう。(なのになぜ国際社会学を学ぶ大学に来ていたのかは、未だに僕のなかの謎です…)
出会って14年で結婚し、2014年9月、僕のマイスター学校入学に合わせてドイツへ。「ドイツで暮らしているなんて、中学の頃の自分が知ったら卒倒するに違いない」と言いつつ、結構楽しんでいました。
2016年に帰国した後は東京で働いています。
「yohaku」の活動について。
フロリストとして自分の屋号を考えていた時、妻が「もう私の中では決めている」と言うのです。僕自身も色々考えていましたが、「yohaku」と提案された時、すうっと自分の中に馴染みました。
僕が学んだ『Staatliche Fachschule für Blumenkunst Weihenstephan』は、自然が織り成す美しさを活かした造形を、とても大切にしています。
マイスター学校で触れてきた作品や、そんな作品を飾った空間には「余白」が生まれ、「心地よさ」を感じさせてくれる
どこか日本の「わび・さび」の考え方と通じる部分があり、もともと屋号は日本語が良いなと思っていたところにも、合いました。
ドイツで学ぶことができた、「余白」を含む心地よいお花のある暮らしや空間を、ここ日本でぜひ広げていきたいと思っています。
また、日本で「マイスター」という言葉を聞くことは何かと多いのですが、ドイツで取得できる「マイスター」という資格の本当の意味をご存知の方って、まだまだ少ないのかなと感じています。
特に僕の母校はマイスター学校のなかでも少し特殊な点があったり、日本人のお花のマイスター取得者には男性がとても少なかったりするので、伝えられることがあれば発信していきたいと考えています。
これからどうぞ、よろしくお願いいたします。