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ズケズケ入り込んでくるやつほど信頼してる

いわゆる「友達」と呼べる人がどんな人か、ふと考えてみた。

一つ挙げるなら、「ズケズケ入り込んでくるやつ」だと思う。

何だろう、良い意味で遠慮しない、周りは気を遣って言わなかったり聞いてこなかったりすることも平気で言ってきたり(聞いてきたり)、とにかくズケズケと入り込んでくるやつ。

「本当、お前ってそういうところあるよな」

と、自分のダメな部分とか、決して良いとは言えない考え方や経験とか、そういうものを躊躇いもなく言ってくれる。

そういう振る舞いに「愛」を感じるのは、自分だけなんだろうか。


ズケズケ入り込むことは、自分にとって「信頼できる人」の共通点でもある。

自分では分かっているけど目を背けていた部分をバシッと指摘してくれる、自分のためを思って、時には言いたくないことも言ってくれる、そんな振る舞いが「信頼できる人」の共通点としてよく挙げられるけれど、まさにそんな感じ。

自分のキャラや醸し出す雰囲気がそうさせていたのかな、自分にズケズケと入り込んでくる人は、それほど多くなかった。

だから、そうやってズケズケ入り込んでこられると何だか新鮮な気持になったし、不思議と心を許すことができた。

本当はもっといじってくれても全然良いのに、本当はもっと塩対応してくれても良いのに、本当はもっとボケさせてほしいんだけどな、とかそういう自分の底にある「自分って本当はこういう人間なんだ」という思いを汲み取ってくれているような感覚。


「ズケズケ入り込む」が表現として適切でない気もするけれど、自分にとっては、この上なくリスペクトと愛を表現した言葉なんです。

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おがたのよはく
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