"焦燥"というエンジンに頼りたくない
何かを始める、何かを頑張る、いつだって自分を衝き動かしてきたのは「焦燥感」だった。
絶妙なタイミングで湧き上がったあの焦燥感がなければ、今の自分はなかったのかもしれないけれど、僕には焦燥感というエンジンしか搭載されていない。
そんな焦燥感と切っても切り離せないのが、他者との比較だ。
「他者」
一体、誰を思い浮かべているのだろう。誰とそんなに競い合っているのだろう。
不幸中の幸いと言って良いのか分からないけれど、他者と自分を比較しても劣等感は感じない。もちろん、他者を