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「地球温暖化問題は超間抜け」(2025年1月2日 田中宇)を読む

田中宇の国際ニュース解説」はかなり前からメルマガを愛読しているのですが、今年最初の記事は地球温暖化に関するものです。

ぜひ読んでいただきたいと思うのですが、かなり長文の論考なので、ちょっとAIの力を借りて要約してみました。

ご興味が湧いたかたはぜひ原文をお読みいただければ、と思います。

地球温暖化問題の超間抜けさとその背景

田中宇氏の論考では、地球温暖化問題における「温暖化人為説」の根拠が薄弱であることが指摘されています。温暖化人為説とは、人類が化石燃料を燃焼して排出する二酸化炭素が地球温暖化の主要な原因であるとする考え方で、これが国連などを中心に絶対的な真実として扱われてきました。しかし、実際の気候変動の原因は太陽活動や自然現象によるものであり、人為的な二酸化炭素排出が与える影響は限定的であるとの見解が述べられています。

気候危機説の矛盾

温暖化問題を巡る政策の多くは、疑問視されるべき根拠に基づいています。人為説はコンピューターのシミュレーションモデルに依存しており、そのモデル自体が恣意的である可能性があります。また、2009年の「クライメートゲート」事件では、研究データの操作が暴露されましたが、主要メディアはこれをほとんど報じず、問題は未解決のままです。

気候変動は長い地球の歴史において自然のサイクルの一環と考えられ、温暖期と寒冷期が交互に訪れるのが一般的です。現在の温暖期も極端な現象ではなく、「気候危機」や「気候の崖」という主張は誇張されたものであるとのことです。

石油ガス削減政策の問題点

石油やガスの使用を減らす政策は、環境改善に効果がないだけでなく、経済的な損失を招くとされています。再生可能エネルギーや電気自動車は、環境に優しいとの評判がある一方で、多くの隠れたコストや不便さが指摘されています。特に再生可能エネルギーは発電の安定性に欠け、石油やガス、原子力発電を完全に代替するのは困難です。

温暖化問題の国際政治的背景

温暖化問題は、国際政治の駆け引きの道具として利用されてきたとされています。京都議定書以来、先進国が新興国から資金を引き出す仕組みが構築されました。しかし、中国やインドなどの新興諸国が反発し、資金援助を要求するようになったことで、先進国の目論見は崩れました。この背景には、冷戦後の国際秩序の再編や多極化の進展が関わっています。

欧米リベラル勢力の政策の破綻

欧米では、温暖化対策として化石燃料を急激に削減し、風力や太陽光発電に依存する政策が進められました。しかし、これらの政策はエネルギー供給の不安定化や経済的損失を招き、最近になってその限界が明らかになっています。特にドイツでは、原子力発電の廃止と再生可能エネルギーの推進が同時に行われた結果、エネルギー政策が混乱しています。

結論

田中氏は、地球温暖化問題を「人類最大の超間抜け」と評し、その背景には科学的根拠の欠如と国際政治の力学があると主張しています。この問題は、単なる環境問題ではなく、覇権争いや経済的な利害関係が絡んだ複雑な構造を持つものといえます。

ChatGPT-4o

無数の情報が錯綜する現代社会において、何が真実で何が真実でないか、そもそもどういった事実があるのか、何が表に出されて何が隠されているのか、その把握が大変難しくなっていますが、

少なくとも物事を鵜呑みにせず、一旦立ち止まって「ほんまに?」とツッコんでみる姿勢は大事なんじゃないかな、と思っています。

ちなみに、夏生まれで暑いのは得意ですが寒いのは苦手なので、最近のあまりコートの出番がない温かい冬はちょっとありがたかったりします。




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耀興
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