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はじめての朝㊶50代セカンドバージン卒業記録

いつ会える?

時間の設定は
いつも平日昼間の数時間

ワタシは夜は出るのが難しいし
彼も仕事がある

仕事が終わるのは深夜

「仕事後に会おう」
と誘われても
ワタシが夜
しかも深夜に家を出るのは難しい
(深夜に用事ってある?)

飲み会
女子会
友達の家にお泊まり
お一人様ホテル泊
などの理由なら
可能だろう

要するに
早めの時間に家を出て
泊まるというプランなら
大丈夫だろう
(家族にバレない)

ただ、彼が仕事終わるまでの時間
どこで時間調整するかを考える

カラオケBOX
漫画喫茶
ファミレス
カフェ
24時間利用可能な施設を検索する

そしたら

「家で待ってていいよ」
と彼からメッセージがきた

え?
留守の家に入っていいの?

一瞬
パニックになったが
めちゃくちゃ嬉しかった

ワタシノコトヲ信用してなかったら
留守の家に入れないだろう
(自分だったら入れない)
「ワタシのことを信用してくれている」
「少しでもこころを許してくれている」
のかと思ったらめちゃくちゃ嬉しかったのだ

一応女子だし
深夜に一人街で過ごすのは
ちょっと不安だった

家族には
友達の家で飲み会&お泊り
という架空のプランを伝え
早めの時間に家を出た

一人で行きたかったところに行って
一人でご飯を食べ
頼まれた買い物をして
彼の家に向かった

彼の家に行くのは
初めてじゃないのに
めちゃくちゃドキドキした

彼のいない
彼の家で
一人で過ごす

彼が帰ってくるまでの数時間
「アイス食べていいよー」
「TV観てていいよー」
「寝ていいよー」
と彼からメッセージがきて
気にかけてくれていることが
嬉しかった

TVを観たり
アイス食べたり
横になったり(仮眠)して
過ごした

彼の帰りが待ち遠しい
眠いはずなのに眠れない

「今から帰る」と連絡が入り
鍵を開けて帰りを待つ
「おかえり♡」
というのがちょと照れくさい

帰国の準備を手伝ったり
今日の仕事の話を聞くのも楽しかった

一緒にいる時間を過ごせれば
何をしていても嬉しいのだ

帰宅後
今日の出来事を話すのは
楽しかったなあ
と過去の恋愛の記憶が蘇る

深夜といいつつ
そろそろ夜が明ける時間
夜の雰囲気はムードある
(いつも会うのは昼だから)
特別な時間のようだった


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夜明けの時間が好き

試験勉強時
早朝に起きて
勉強せずに
日の出まで
空の色をよく眺めていた

真っ暗な空の色が
少しずつグラデーションに
変化していく
「蒼いとき」
という言葉が好きだった

日の出前
一瞬静寂な時間が訪れる
全てが静止する感覚
あの瞬間の感覚がたまらなく好きなのだ
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夜明けを迎えるとともに
二人の時間は盛り上がった

これから1か月会えないから
その分を貯金するように
忘れないように
めちゃくちゃ燃えた
楽しい時間だった

そのあと
すこし眠った

彼の無防備な寝顔が観れたことも
嬉しかった

ワタシはほとんど眠れなかったけど・・・

初めて彼と一緒に朝を迎えた

こんなに幸せな時間を
一緒に過ごせて嬉しかった

ずっと一緒にいたい

そう思ったけど
彼の寝顔をみつつ
ワタシは
彼の家を出た

1か月後
会えることを楽しみにしつつ

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