STOP温暖化② どうやったら雲を作り雨を降らせることができるか
ずっと自問自答。天気は複雑なものだ。1世紀以上前から、人工降雨というものがある。空にヨウカ銀をまくと凝結核になり雨が降るという。だが、成功したかどうか、確実なデータが乏しいという。(いまだに?)
https://www.businessinsider.jp/post-225599
基本は、空が冷えると、含める水蒸気の量が減り、雨が降る。
いつも、寒気が南下し雨が降っている。
イギリスみたいなところは、いつもシトシト小雨が降る。
あるいは前線。暖気寒気の境目にいつも雲がある。
熱帯の雨は積乱雲。水が蒸発し、水蒸気の塔になる。そして上から一気に崩れる(夕立、スコール)。
逆に砂漠は、下に水がなく水蒸気さえ少なく、雲は乾燥で消えてゆく。
雨までいかなくても、雲ができれば、日を遮ることができる。それを人工的にやるのが、前回紹介した、二酸化硫黄の粉を成層圏に撒く、SRM(Solar Radiation Modification)という手法だ。だが、環境にうるさい人の反対論がある。もし水蒸気で、自然な雲を作れれば良いことこの上ない。
だが、雲ができる仕組みは、実は水蒸気の量と温度だけでなく、空気中にどれだけ水滴の核になる小さな粒子が飛んでいるかにかなりかかわることが分かっている。だから、古くからの人工降雨技術、あるいはSRMを上手にやるのはとても良いことのはず。そして、SRMの影響のシュミレーションで、それほど害は大きくないと分かってきているそうだ。
よくわからないが、人工降雨とSRMを組み合わせた手法はないのか。その可能性はないか。ほかの物質、完全に無害で、遮光性も、凝結核の能力もある物質は、ないのだろうか??
2 太陽放射管理SRMのウィキペディアを読んでいたら、二酸化硫黄の散布に続く方法として、海上雲増光という方法があることが分かった。
これは、わたしが冒頭から書いていたことに似ている。海の上という限定だけれども。これについても、またゆっくり考えてみたい。
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