STOP温暖化① 広大な海を冷やす方法はこれひとつ:太陽放射管理SRM
テキサスの海岸に大量の死んだ魚が打ち上げられた。海水温上昇で酸欠になり死んだ。この危険はリアルで、いますぐ日本も対応したいものだ。
ただ、海は広大で、温度管理はとても難しい。ちょっと仕掛けを作ってもカバーできない。
おそらく唯一の方法が、地球(気象)工学、それも太陽光の量を調整する太陽放射管理(Solar Radiation Modification, 略称SRM)という手法だ。東大にも研究室がある。
地球工学は、反対者が多い。温暖化抑止のリーダーの一人、ナオミ・クラインもそのひとりで、石油産業が自己延命の言い訳に使うから、というのがその理由だ。
また科学者も、予期せぬ事態、内戦の原因になるとして、反対の署名を集めた。ハーヴァード大学の実験は、カナダ先住民の反対でストップした。
しかし近年のシュミレーションで、それほどの悪影響はないことが分かってきた。https://ifi.u-tokyo.ac.jp/wp/wp-content/uploads/2021/05/sdgs_wp_2020_sugiyama_jp.pdf
これは一般人の我々には無縁の問題、専門家が隠したい論議かもしれないが、ひとつの可能性、未来の選択肢だと思われる。IPCCや、国立環境研究所など、世界の研究機関が検討中なのだろう。
学生、学者で、この問題に取り組みたい人が、今後取り掛かられることを期待して筆を執った。いくつかバリエーションがあり、洗練が可能だと思う。
わたしは、とても強く、この方法に期待している。一日も早く、実現することを祈っている。
https://www.data.jma.go.jp/cpdinfo/ipcc/ar5/ipcc_ar5_wg1_faq7.3_jpn.pdf
どういう形で実行するか、細かいところも考えてみたい。
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