ストレッチを続けられない自分が続けようと思った瞬間
自分は昔からの体へのダメージの蓄積で腰を痛めやすい体質で、たまーに病院のお世話になります。
だいたい飲み薬をもらって安静にして治す。
というのが常なのですが、先日通院した病院はリハビリ施設が一緒にあって、リハビリを提案され、せっかくなので受けてきました。
ではなく、こんな感じでリハビリといってもそこまで大袈裟なものではありません。(日常生活は支障ないし、走ったりジムでトレーニングとか普通にしてます)
理学療法士の方が担当でついてくれて、体を見てもらい、体のこのクセが原因で腰の痛みに繋がってるかも。そのクセを改善するために、この運動をしましょう、的なことをアドバイスいただく30分くらいのセッションです。
医学に詳しくないので細かいことは割愛しますが、自分の場合は、足のももの後ろ側の筋肉が弱いそうで、そのせいで踏ん張りがイマイチで、重心が外に外にいってしまう。
その影響で腰に負担がかかり痛みが、、という状況とのことでした。
足のももの後ろ側の筋肉を鍛えるためにこのストレッチをしてください。
といくつかのストレッチを指示され、その場で実践。
その後、朝晩とやってくださいね、と宿題として渡されて終了。
帰宅し、その日は言われたとおりにやる。
が、、2,3日すると面倒になってサボってしまうんです。
3種類くらいのストレッチで10分もあれば終わるんですけどね、サボってしまうんです。
少しして2回目のリハビリ
2回目のリハビリに行くと「まだ重心外にいってしまいますね」と言われる。そうですね、サボってますからね。
再びストレッチを指導されたり、追加の宿題もいただいた。その日は「よし、仕切り直しだ」と意気込んでやる。が、、2,3日すると面倒になってサボってしまうんです。
まるで進歩無し。同じことの繰り返し。
ダメだとわかってても面倒でサボる。まるで進歩無し(以降繰り返し)。
そして3回目のリハビリのときにある変化が
3回目のリハビリ。
だが、この日は違いました。
そう、この日の理学療法士さんの教え方に今回のタイトルでもある、
ストレッチを続けられない自分が続けようと思った瞬間
の出来事が起こります。
前置き長いくせにそこまで大したことではないのですが、、
なんで続けよう、と思ったかというと、
3回目で「ストレッチの効果を体験させてもらえたから」なんです。
大したことなくてすいません・・
これまで単にこのストレッチがいいからしてください。
だけしか言われておらず、実際に効果があったかどうかわからない状態で自宅でやるよう指示を受けてました。
なので効果があるのかいまいちわからず面倒になってしまっていたのです。
3回目の指導をもう少し詳しく書くと、
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①まずストレッチ前に体を後ろに逸らすよう指示を受け逸らす。
ただ、あまり後ろに逸らせない。
②次にストレッチをする(これまでとほぼ同じメニュー)
③ストレッチ後に再び①の動作をさせる。
すると、体感2倍くらい後ろに逸らせた。
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です。
え、こんなに逸らせるの?って思うくらい効果を実感できました。
1,2回目は①はあったけど、③がなく②で終わってました。
(ちなみに同じ理学療法士さんです、1,2回目なぜ③の工程を入れてくれなかった?
という疑問は口には出さず・・)
やったことにたいして効果を自分で実感できると以下の2点が違います。
1.モチベーションが違う
言うまでもなくこれ。
10分のストレッチをやった後にこういう状態になれる(体を逸らせる)。
ということが分かってるのでモチベーションが全然違います。
2.ストレッチのやり方の確認ができる
リハビリ中にストレッチのやり方は教わるのですが時間経つと忘れます。
こうでいいんだっけ、まぁいっか、とりあえずやっとくか、はい終わり。
的な感じだったのですが、
ストレッチ後に体を逸らせる
ということが分かってるので
ストレッチ後に体を逸らせられなければストレッチが間違ってる
と確認することができます。
うまくできたかどうか認を自分の体で確認することができる。
これもこれまでと大きな違いでした。
3回目のリハビリから間もないですが一応サボらずにできそうな感はあります。
効果を実感できるかどうかの影響力の大きさを肌で実感した出来事でした。
ジムのトレーナーさんはもちろん、何か指導やアドバイスをすることを仕事にしている方は、教えた相手にいかに効果を感じてもらえるか、どう効果を実感させるか、を意識するとより価値を感じてもらえるようになるのでは、と思いました。