久々に来たサイゼリヤ イオンモール幕張新都心店が、なんとQRコード注文に対応していた。 1日の対人発声単語数に限界があるためなるべく声を出さないように生活しているオタクの私にはうれしいアップデートだ。 卓上のコードを読み取ると注文サイトへGO。 居酒屋等でよくあるメニュー一覧から選ぶ形式ではなく、あくまでメニュー表に記載の番号のみを入力するシンプルなスタイルだ。 ちなみにスマホ注文は低速制限の場合に困るものだが、サイゼリヤはWiFi完備なので心配無用である。 希望の
こんにちは、ミニマリストの雪野です。 このたび新居を契約し引越しをすることになりました。 幼少の頃より20年以上、社会人になり一人暮らしをはじめてからも2年間を暮らした千葉市とお別れです。今までありがとう、ちはなちゃん…….(学校給食の当たりメニュー「ちはなちゃんゼリー」で市民にはおなじみ)。 今回は県を飛び出してかなり距離のある引越しになる予定ですが、業者さんを使わずに自力で引越しをしようと思います。 なぜかって?お金がないかrミニマリストだからさ……。 そもそも
題材にしてひとつの記事を書き上げるほどのことでもない、最近の些細な考え事の断片についてまとめます。 コーヒー、酒、タバコ、割高なグルメ、ギャンブル、ブランド品、大人のお店...。私はこれらに金を使う必要性を(幸運にも)感じていない。 その理由としてひとえにインターネットで視野が広がった現代、そして不要不急を制限され続けたコロナ禍以後を人格形成に大事な20代で迎えられたからというのは大きくて、生涯を通してすげー得してる気はする。 気はする一方で結局は派手な金遣いが労働への
アニメドラえもんのOPがYouTubeに公開されていたので観てみた。 ▲一応リンクは貼るがnote上では閲覧不可のようなので各自YouTubeにてご覧いただきたい。 私自身はわさドラ初期がドンピシャ世代で最近はアニメ版ドラえもんから離れていたため、今の映像はこんなにオシャレでポップになっているのかと驚いた。 ▲長岡亮介の軽妙なギターが子供たちの耳へ幼少期より刷り込まれている現代日本、未来は明るいですね。 この曲はいちばん最後のサビだけ半音上に転調する(カラオケで言う#
Audibleを本格的に聴き始めてから3ヶ月が経った。 ある程度多くの作品を聴いて(きちんと聴き終えたものは20作品ほどになった)特に面白かったものやおすすめしたいもの、反対にAudibleではなく紙の本が向いているなと感じたものがある。今回は記録も兼ね、ここまで聴いてきた作品をリストアップしレビューを添えてみる。核心的なネタバレは避ける。 SF個人的にAudibleに最も相性が良いと感じるフィクションのジャンルがSFだ。媒体に左右されず文字情報そのものに魅力が宿る作品が
安アパートに住んでいたときの話。 共用ポストに入るチラシの処理、かなり面倒臭い。興味のないフードデリバリーのプロモーション、絶対ここの住人に縁はないだろうという煌びやかな新築マンションの案内、どうせぼったくりな水道業者のマグネット。入れてくれるな。 一応管理会社の好意でそのスペースには共用のゴミ箱も設置してくれているので、郵便受けを開けるたび不要な中身をそちらへポイポイ移す作業をすればいいだけなのだが、それすらしたくない。 ある日たまらなくなって「チラシを入れないでくだ
(サムネイル:Light Phone Ⅲ 公式サイト」 みなさんはダムフォンをご存知だろうか。 物心ついた頃から身の回りにはネットワークが溢れ、中高生の頃にはスマートフォンに浸れるようになった私たちの世代(90年代〜00年代生まれ)。最近はSNSや動画共有サイトが無数に氾濫し、日々の可処分時間は手元の小さなスクリーンに吸われ続けている。 そんな状況の中で、欧米の若者世代を中心にデジタルデトックスを奨励する価値観が盛り上がりつつあるようだ。周囲の生活に目を向け、数多のイン
MBTI。みんな好きですよね。 友人同士の会話も同年代の同僚との世間話もマッチングアプリのプロフィール欄も、どこもかしこもMBTIの表明。「あー私HTMLだからそういうとこあるかもー」「あの子の彼氏絶対IAEAだよ」「君は話してる感じPTSDっぽい気がする」「はじめまして。22歳学生、ADSLです!」わけわからんぞ。 私はというと、自分の性格をズバッと言い当てられることに対して特にメリットを感じない(普段から自分の思想や性格については考え言語化をしているので、アルファベッ
とある日曜日。 私たちは新宿のカフェで落ち合うことになっていた。助走をつけるようにじわりと暑さの増す初夏の気候にあてられ、今日は絶対に冷たいお茶を飲もうと喉の形を準備して列車を降りる。友人から事前に面子は揃っている旨、連絡が届いたのでむしろのんびりと歩きながら地図アプリと睨めっこし遅れて店の前に到着。扉を開けると冷房の冷たさに混じってタバコの匂いが漂う、昔ながらの"喫茶店"という雰囲気が頬を撫でる。見るとひとつのテーブルに友人と、初めて会う女性とが談笑をして待っていた。
Audibleにて読了。 映画『オデッセイ』の原作『火星の人』でおなじみアンディ・ウィアーによるSF小説『プロジェクト・ヘイル・メアリー』。とにかく愛とユーモアと好奇心にあふれた最高の作品だった。 作品の構造上、何も言えない(主人公が出くわしていく数々の発見を読者も同じタイミングでなぞった方が面白い)ので、とにかく読もう。これは先日読んで宇宙最強のSFとして個人的に殿堂入りした『三体』シリーズにも並ぶ面白さ。むしろSF初心者は本作の方がとっつきやすく、ストーリー自体も楽し
世の中には「それをしていること自体が快感だ」と言い切るかのごとく鬼のように何かを継続する、いわば「変態」がどの分野にもいる。 私が過去に携わってきたコミュニティで言えば、ギターを弾くことそのものが楽しいから発表機会のあるなしに関係なく毎日練習している奴、とか、アイデアを形にしないと気が済まないから毎日3DCGとUnity触ってる奴、とか、とにかく日常のツイートをしまくって累計15万件近くの投稿数がある奴、とか。 彼らは明らかに何もしていない私に比べてその技量が凄まじく高い
「映画を早送りで観るのはいかがなものか」という論争がある。 私は小さな頃から映像作家志望で、もちろん作品鑑賞は大きな趣味でありカルチャー丸ごと含めて映画が好きなので、ファスト映画問題が取り沙汰される2021年ころ以前よりこのトピックには関心があった。 2022年に出版されベストセラーとなった新書『映画を早送りで観る人たち ファスト映画・ネタバレ――コンテンツ消費の現在形』(稲田豊史著・光文社新書)も当時拝読し、改めてこの問題が抱えるキャッチーな時代性とディベータブルな話題
とある初夏の休日。友人を誘って漫画家・伊藤潤二氏の原画展『誘惑』に行ってきた。 場所は京王線芦花公園駅から徒歩で向かえる世田谷文学館。落ち着いた住宅エリアの中にある地域の文化施設という佇まいでとても居心地の良い立地だった。 館内はかなりの人でにぎわっており皆楽しそう。海外からのお客さんが半分という印象で、デカデカと富江の描かれたTシャツを着こなす「ガチ」ファンであろう欧米の方が微笑ましい。 想像以上に若いファンも多い。てっきり日本からの客は男性漫画ファンばかりだと思って
友人が鬱病を発症した。彼はいつも飄々として生意気で、我が道をゆくというような雰囲気だったから意外だなと思った。しかし鬱は「やまい」だ。本人の意思とか心持ちでどうにかなることはなく、来てしまったら来てしまうということなんだろう。 仕事をひと段落させある程度落ち着いて、そろそろ再起を図ろうという頃の友人からメッセージが届いた。「近所の寺で坐禅体験をやっていて興味があるんだけど、いかないか」と。どうやら古今東西の精神ケアを試したいらしく、その一環とのことだった。私は元来の宗教学的
私の人生を変えた本のひとつに社会哲学者エーリッヒ・フロムの思想書『愛するということ』がある。かいつまんで要約すると自立した人間同士の愛は習得可能な技術であり能動的であるとしている。愛は与えられる瞬間ではなく、与えている瞬間こそが幸福なのだと。 確かにそうだと思った。誰かを大切に思う瞬間は自分の心も穏やかで、どこか牧歌的な幸福に満ちていると思った。次に人を愛するときは、愛するという覚悟を持って、能動的に愛を与えることで自分の幸福度を上げるのだと決心した。 しかし実際にその機
Googleマップを散策していたら、面白いものを見つけた。 「MCJスタジオ」。千葉県市川市、東西線の原木中山駅近くにある音楽スタジオらしい。ここは住宅地の真ん中だが、スタジオなどあっただろうか。 調べてみるとどうやら旧統一教会関連の施設だそう。 駅から徒歩で行ける範囲だったので実際に行ってみた。 原木中山周辺は古くからの工業地帯とベッドタウン需要による住宅街が混在した独特の雰囲気がある。チェーン店等は駅前を中心にいくつかあり、総武線方面へゆけばより大規模な路面店も増