⑨自然治癒法 - 少食、つまり何を食べないか?
3.少食 --- 何を食べないかということ
毎日20時間のプチ断食をしていると、何を食べるかではなく、”何を食べないか”が大切になってくる。
・白米、白い小麦粉、白砂糖 --- 精製された食品は危険!
精製されたものは糖度が高いし、栄養バランスを失っている。 糖分は腫瘍のいい餌となる。
私にとっては、玄米や全粒粉のほうが美味しく感じる。なぜわざわざ精製して旨味を取り除くのか?
甘味は、果物の自然な酸っぱさと甘さで満足している。
・市販の肉類、卵、牛乳を避ける
ホルモン剤や抗生物質などで薬づけに育てられた動物たちは憐れだ。
インドでは、母親牛から引き離された仔牛たちが通りに繋がれている。牛乳は人間に売るための商品。オスの仔牛たちは、ミルクを生産しないので、自然に弱るまで放置される。
最後にタコスを食べたのは、2ヶ月前。 最近、タコス屋さんの前を通っても、胃袋が反応しなくなったので、体から毒素が抜けたかもしれない。
でも、ジビエは大好き。もし運良くどこかでジビエに出会えたら、ありがたくいただきたい。
・大型魚は避ける
人間と同様に、食物連鎖の上位になるような大型魚は毒素が蓄積されている。 魚を食べるなら、小魚で丸ごといただく。
最近、久しぶりにいわしの缶詰を食べた。とても美味しくいただけた。たまに食べるからいいんだと思う。いわしさんに感謝!
・加工食品は避ける
毒を体内に入れないことが大切なので、加工食品は使わない。
手術後、すべての買い物は、近くのメルカド(市場)でしている。スーパーに行かなければ、毒を買うことはない。 今まで自分は、お金を払って毒を買っていたとは、情けなくなる。
調味料は、メキシコ産の天然塩のみ。天然塩は体に必要なミネラル分も含んでいるからありがたい。
体から毒素が排出されるにつれて、味覚が敏感になるので、天然塩が少しあれば十分満足できる。 体に害を及ぼすようなものを自然に欲しがらなくなるので、食材そのものの味を楽しめる。
・できるだけ近くできた地元の食物を食べる
地元の気候で自然に育ちやすい食物をいただく。きっと農薬をたくさん使わなくても育つだろうから。
近くできたものは生命エネルギーがまだ残っているはず。 それらをありがたくいただきます。
毒を体内に取り込まないよう、少食は、何を食べないかがカギになる。
(つづく)