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契約でつながる関係から、責任でつながる関係へ。

わたし達は「変わらない(契約)」=信頼と考えている。

コロコロ変わるものは信頼しにくいし、
不安がつきまとうので付き合いにくい。

不安を遠ざけて、相手を信頼するために
頭の中で「契約」をする。

「あの人は変わらないね〜」=「契約(変わらない)」

なぜ契約が必要かというと…
変化しないと約束して信頼する場合(契約した場合)、もしその相手が変化したらそれは相手に責任がある。つまり、わたしは悪くないと自分を正当化できる

しかし、

変わると分かっている場合はどうだろうか?「今後どうなるか分かりません!」と言われた相手を信頼することができますか?それでも相手を信頼するのは自己責任になる。


わたし達はこの自己責任から逃れるために
勝手に頭の中で契約をして、相手が変化したら裏切りだと責める。


わたし達は人間関係にまで
"契約"を持ち込んでいないか?

人間を信頼するとは、
契約ではなく自己責任ではないか?

そして、

変化していく他者を
信頼することこそ信頼ではないか?

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