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2023/5/8週の米国株式


ダウ、33,300, -374, -1.1%
ナスダック、12,284, 49, 0.4%
sp, 4,124, -12, -0.3%

先週はFOMCで、声明はハト派もパウエルはタカ派で下げ、その勢いでパックウエスト、ファーストホライズン、ウエスタンアライアンスの信用不安で下げも、金曜日は雇用統計が強い数字でリセッション懸念後退戸取られ反発、でした。

今週はCPIで、
総合: 4.9/5.0, 0.4/0.4
コア: 5.5/5.5, 0.4/0.4
スーパーコア: 0.4→0.1
PPIも、
総合: 2.3/2.5, 0.2/0.3
コア: 3.2/3.3, 0.2/0.2
で、一見、鈍化に見えますが、CPIはここ数年異常値ですから、単純に対前年で語れない状況です。

去年は6月までCPI急上昇していましたから、強い数字に対しての対前年なので、ただでさえ鈍化傾向です。にも関わらず、そんなに下がってない。

こういう時は対前月で見た方が良いですね。その対前月は一向に下がってません。

ミシガン大も、1年先期待インフレ率が4.5%で、一方、貯蓄の利率は0.37%程度ですから、預金しても仕方が無い、使おう、となりますので、インフレとの戦いは長くなりそうです。

これもあってか、現況指数は68.2→64.5, 期待指数は60.5→53.4と、低下傾向です。

FRBが元栓を閉めなくなったとしても、銀行の貸し渋りで蛇口が閉まり始めてます。

コロナ出ばら撒いた現金は底を突きつつあります。

地銀の評価損は預金引き出しで現実損になります。パックウエストの預金は10%引き出されました。これは全ての地銀共通の問題です。

さてどうなるか。

浮かれてるのは株式市場だけでしょうか?


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