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2023/4/17週の米国株式
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ナスダック、12,072, -51, -0.4%
sp, 4,133, -4, -0.1%
先々週の雇用統計、先週のCPIと材料をこなして、次回FOMCで25bp利上げするんだろうけども、インフレは落ち着いてきていて、だからそれで打ち止めだろうし、信用不安も一段落して、さぁ決算だ、そういう週でした。
どうなんでしょうね。銀行の決算だったわけですが、概ね強い内容でした。その理由は、まず、利上げによる金利収入の増加です。JPMは49%, ウェールズファーゴは45%, シティは23%, 対前年で増収となってます。本来の銀行のビジネスモデルですね。
預金も、大手はむしろ中堅から流れてきたもので増えてますね。JPMは500億ドル、シティは300億ドル増加しています。
しかし株価は上記の通り、さしたる上昇はありませんでした。
理由は2つかな、と。一つは金利上昇に伴う借金返済の滞り。ウェールズファーゴでは消費者向けローンの損失額が34億ドルと対前年で73%増加しています。これに伴い、各行、貸し倒れ引当金を増やしていました。
ということで、リセッション警戒と、来週GAFAMの決算もあるし、といつことで、大きくは動かなかった、ということでしょう。
FRBが言うように、少なくとも、マイルドなリセッションは起きるんでしょう。その大きさですね。