どん底からの復活のストーリー1
ヨーガを始めてから、普段から姿勢や呼吸を意識するようになり、性格改善に取り組み、俯瞰する意識を少しずつ身につけてきたのですが、それを一蹴されるような出来事がありました。
私には、強い怒りの感情に直面すると、体が萎縮してしまい、立ち向かうことができないという弱点がありました。
コロナ禍の期間にプロジェクトにチームリードとして参画していたのですが、そのクライアント側に進捗会議でいつも攻撃的な発言をする方がいました。
どんなプロジェクトでも同じだと思いますが、中々計画通りには進まないことが多いです。このプロジェクトも当初の計画より遅れてきて、チームリードだった私は進捗会議の場で強い叱責を受けるということが続きました。
そんな時、ヨーガの先生が教室を閉じられ、私の日常からヨーガの時間がなくなってしまいました。
夜眠れなくなり、体が重くてやる気が出ず、頭も回らず、まともに考えることができなくなりました。
そのプロジェクトからは離任し、半月ほど休みを取りました。
そんな時、同じヨーガ教室に通われていた方から、先生がヨーガ教室を再開されるという連絡がありました。
その当時は眠りは浅く、体は重く、活力はなく、やる気が出ないという状態は続いていて、自宅から2時間以上かかる教室に行こうかどうか悩みました。
現状を変えるには、もう一度ヨーガをやり直すしかない
そう考えて、先生に連絡しヨーガレッスンに再度通い始めました。
今から考えると、この出来事は私の俯瞰の意識はまだまだレベルが浅かったということ、そしてヨーガを実践する動機が甘かったということを教えてくれたのだと思います。