はぁって言うゲームをオンラインで遊ぶときのコツと注意点
はぁって言うゲームは「お題の一言を声と表情だけで表現するパーティーゲーム」。
幻冬舎から出ています。
https://www.gentosha-edu.co.jp/book/b378746.html
たとえばお題が「はぁ」だったら、なんで? の「はぁ」や失恋の「はぁ」など、A~Hの8つの役がある。失恋役の人は「はぁ」の言い方だけで、ああこれは失恋の「はぁ」だわーとわかってもらわなくちゃいけない。
オンラインでもできるんじゃないかなあと思って、この間Zoomを使って、友達と試してみました。
できました! 盛り上がって楽しかったー。
実際やってみて、こうするとやりやすいな、こうしたらよかったなーとわかったことを共有します。
(1)目を閉じてもらう
オンラインでやるときの最大の障害は、AからHの配役を、本人にしかわからない状態でランダムにプレイヤーに割り当てること。
原始的な方法でやってみました。
司会進行の人は、AからHのカードをシャッフルします。
1人にだけ目を開けてもらって、残りの全員には目を閉じて顔を伏せてもらいます。
選んだカードをカメラに近づけて映します。
目を開けた人は、カードを確認したら、目を閉じて、今度は2人目の人が開けます。
これを繰り返します。
(このとき、司会進行の人も、画面を見ないようにすれば、カードの中身が分からないから、自分も参加できるはず。ちょっと大変だけど)
問題点もあります。通信が不安定で画面がフリーズし、前の人に割り当てたものを自分の役だと思った人が発生しました。
プレイヤーの連絡先を知っているなら、司会役がメッセージで送るなどの方法もアリかも。
(2)演技プランは対面と変わる
いやー、細かいニュアンスは、ビデオだとどうしても抜け落ちますね。似たような選択肢が、ほんとにどっちが分からなくなる。呆然の「はぁ」と失恋の「はぁ」の区別、難易度爆上がり。
ふだんやっているよりもっと大げさに演じたほうがいいです。あと、表情よりも、声で演技したほうが伝わりやすいです。
(3)選択肢はチャット欄に貼る
ふだんなら配られたカードにA~Hのすべての選択肢が書かれているので、それを見ながら「この人はBかなあ」などと予想していくわけですが、オンラインではカードを配れないのでそれができません。
選択肢は事前にテキストを用意しておいて、チャット欄に貼るとわかりやすいです。
(4)ペンと紙が必要だと事前に言う
予想した答えを紙に書いて、あとで発表したり、点数計算をするため、紙とペンがそれぞれに必要になります。
事前に伝えておいたほうがスムーズです。
(5)太い字でA〜Hを書いた紙をそれぞれ用意してもらう
答え合わせのときに、すぐ演者が答えを言うんじゃなくて、
たとえば「では田中さんの「はぁ」はどれだったでしょうか、せーの」と言って、それぞれが自分の答えのアルファベットを示すと、より盛り上がります。
答えがばらけたときに「どっちなんだー」「ええー」ってなったりね。
そのとき、声で答えてもらうと把握しづらい。
紙に書いたアルファベットを見せると、視覚的にわかりやすいです。そのとき太いペンのほうがだんぜん読みやすいです。ボールペンだとちょっと見づらい。
「はぁって言うゲーム」オンライン会を、毎週水曜の21時からやろうかなーと思っています。興味ある人はぜひー。