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映画評2 スノーデン 

例のアメリカの秘密文書を公にして国を追われたとして有名なスノーデンのドキュメントですが、
固そうなので見るかどうか迷っていたけれど、監督がオリバーストーンなので見ることに。

スノーデンの活動はおぼろげにしか覚えていないけれど、軍がやっていた非人道的な活動が国民に隠されていたことを暴いたとか、そのようなことだったと記憶しています。

今回映画を見て思ったことは

彼は日本の横田基地に配属されていたことがあるそうなのですが、

・そこで日本の軍に日本国民を見張るようなシステムを提案したら、政府に断られたそうです。日本は国民を監視しないと。
しかし、アメリカ側は日本のシステムに勝手に侵入し、マルウエアを仕組み、遠隔で日本の機能を停止させることが出来るようにしたという。

この点、私は大いに憂慮すべきであると考えます。

つまり、日本は2011年の震災の時に、原発をコントロールできず、電気が通らなくなった途端、原発を冷却できなくなり、メルトダウンの危険に陥ったのです。
そうなるとどうなるかというと、原発が爆発する危険があり、その破壊力は原爆に相当するわけです。

結果的に、メルトダウンは起こったものの、大きな爆発には至らなかったものの、水素爆発=放射能汚染は起こったわけです。

こんな風に日本のシステムは脆弱であり、アメリカが攻撃を仕掛けて来たら、すぐに日本全体の電気を止め、コンピューター制御できなくさせることは簡単だということです。原発云々の事ではなく、全てのインフラが機能しなくなり、全家庭の電源が止められるということです。
爆弾など使わなくても日本を滅ぼす、攻撃をすることが可能というわけです。

スノーデンの言うところでは、「日本がアメリカの同盟国でなくなったらすぐに行える」とのことです。

このような支配の目的は何かというと「覇権」
すなわち、アメリカが、自分たちが世界の王様でいたいがため、というわけです。

日本としてはシステムの構築を改めてなさねばいけないと思います。
(いつまでも英語をはなせると偉いとか、アメリカさまさま、言っている時ではないと思うわけです。彼らは日本など見下しているのですから)

しかし現政権は「覇権」とは言っても、自国内で庶民との差をつけることばかり考え、国内で国民を傷つけることばかり考えています。
・自分たちがいかに選挙に勝つか
・いかに資産を増やすか

だから

・統一教会とつながり、
・原発の安全性をないがしろ 停電した際の電力供給などは構築したのか?
・消費税、保険料などの増税
・他国に対しての防衛が脆弱
・党を守ることばかり考えている
・海外ばらまきでキックバックで保身

彼らは「敵」を国内に作り、国民に敵対しています。それが日本の政治。

しかししなければならないのは、敵を外に想定し、自国を守ることではないだろうか。
もちろん、どこも敵対せず、反対に救済活動(必ずしも金ではない)をできる国が理想だが。

映画そのものの出来としては
そもそも退屈せずに見ることが出来たので、面白いと思います。



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