【詩】緑のスカートの少女
城壁から見下ろせば
緑のスカートの少女
あどけない目で見つめる
少し微笑みながら
足元には花束
今も枯れること無く
決して羽ばたく事のない
蝶が寄り添い歌う
行き場所のない悲しみは
深く土に根をはり
灰色の雲 冷たい風
灯り続ける怒り
ふり止むことのない雨
街を飲み込むがいい
決して裁かれることのない
罪を巻き添えにして
城壁から見下ろせば
緑のスカートの少女
あどけない目で見つめる
少し微笑みながら
足元には花束
今も枯れること無く
決して羽ばたく事のない
蝶が寄り添い歌う
行き場所のない悲しみは
深く土に根をはり
灰色の雲 冷たい風
灯り続ける怒り
ふり止むことのない雨
街を飲み込むがいい
決して裁かれることのない
罪を巻き添えにして