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すべては正義の名の下に
乱世きたる!と皆さん総じて思う中、戦う人々が増えている。
別に腐すつもりも、元気があってよろしいとも思わない。
ちょっとだけ休んでいきなよ、というつもりでこの文字は打ち込まれている。
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さて、そんな生きとし生ける動物の皆さんは闘争・逃走反応というもの知ってるでしょうか?
危機的状況での反応で、逃げるか戦うか瞬時に決定するためにアドレナリンとコルチゾールというホルモンを分泌する。
すると身体は強いストレス反応を起こし、通常より力を発揮したりもするらしい。
火事場の馬鹿力とはこのことで、すごい一方で身体への負荷は半端じゃなかったりする。
そもそも刺激が多い現代では、ずっとこの状態で過ごしてる人も多いと言われている。
何もオープンフィンガーグローブで殴り合ってる強面の人たちだけではなく、将来の不安とかいった漠然とした恐怖に対してもあなたの交感神経は電気を発し続けているのだ。
だからこそゆっくり休むことが大切だとここでは説きたいのだけれど、そのためには何と戦ってるのかをまずは知ることが重要だと思います。
その見えざる敵とは誰でしょうか?
そしてその敵と何故戦っているのでしょうか?
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答えはこれを読んでいるあなただけが知っています。
そしてもう少し視点を引いてみると、すべての要因が、その人なりの正義にあるのではないかと思います。
つまり敵は間違っていて、こちらが正しいと思うところから。
戦いとはその立派で聡明な想像力のもとに起因してるのではないでしょうか。
そうは言っても、その戦いの中で時に人は成長できたりします。
だから何がなんでも争うことはいけないことだ、とはとても言い切れないし、時に必要で勝ち取らなければならない大切なこともあるでしょう。
その時はまた視点を引いてみて、勝ったあなたの下には負けたあいつがいることも忘れないであげてください。
今日の食卓に並んだ魚の死骸のように、あなたを輝かせるための犠牲にもきっと別の正義があったことを。
それと勝ち続けることは未だかつて誰も成し得たことがない事も忘れないでください。
戦うことに疲れたらお茶でも飲んで、登った階段を降りてみるのも大事なことかもしれません。
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戦いは何も自分と他者の中にあるとは限らない。
頭の中にある思考も矛盾を孕みながら、絶えず忙しく巡っているし、その嵐の中を過ごしてゆくのは容易ではないと思います。
少しでもいいから休んでいきなよ、のんびりやるのも悪くないはず。