ヤマとは
シンプルイズザベストをモットーにヨガインストラクターを育ててきたヨガトレーナー、UMIです。
『わかる・動ける』をテーマにレッスンスキルアップ方法をご紹介します。
インストラクターになりたての方やレッスンをしていてもリピーターが増えない方!
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実際にインストラクションしているので、
分かりやすいですよ。
今回のテーマは『ヤマとは』
日常のしない方が良いこと
しない方が良いこと
ヤマは日常の行いで、するべきではないことを示します。
見てみると難しいことも、新しいこともなく、
当たり前のこと。
でも、実践になると知らず知らずのうちにやってしまっていることが多いものです。
では早速見てみましょう。
①アヒムサ:非暴力
②サティヤ:嘘をつかない
③アスティーヤ:盗まない
④ブラフマチャリヤ:禁欲
⑤アパリグラハ:執着しない
この5つです。
意味の詳しい説明は次回からの記事で。
5つ見てみると、なにも特別なことはなく、
当たり前のことを指しています。
ただ、日常で自分はできている!と思ってももっと細かく見ていくと、
意外とやってしまっていることが多いものです。
例えば、アヒムサ。人に暴力を振るわないことについては、多くの人ができていると思います。
では、行動の暴力ではなく、人を傷つけるような言動を発していたり、自分に対して、厳しく責めていないかというところはどうでしょうか?
自分の体を酷使したり、体を入れ物のように扱って無理に食べ物や飲物を詰め込んでいないでしょうか?
そんな風に細かく見ていくと、まだまだやるべきことはありそうですよね。
何のためにするか?
こうやってヤマ・ニヤマを知っていくと、
あれ?私これできてないな。やらなきゃだめだよな。できてない自分だめじゃん。
など今度は自分に点数をつけたり、できてない人を非難したりと比較する材料になってしまっては逆効果ですよね。
つい、人はこうやって考える傾向にあります。
では何のためにヤマ・ニヤマがあるのか?というところですが、
『エネルギーを溜めておくため』です。
エネルギーと聞くと何かまたスピリチュアルな話かなと思われるしませんが、
簡単に考えましょう。
自分を責めたり、他人の悪口を言っていると気分が下がりますよね?
嘘をつくと罪悪感を感じたり、こだわりを持ちすぎると疲れませんか?
そういった感覚のときがエネルギーが漏れ出ている状態です。
ヤマができてない時、精神的にとても疲れます。
できていれば、無駄に考え込んだり、自分を責めることがなく、平和な時間が過ごせます。
なので、全ては自分のために行うこと。
ヤマを守っているから、私えらいよー!と他人に見せびらかしたり、褒めてもらうものでもないですね。
自分の行動を見直し、いかに平和に過ごすか、
そのためにしない方がよいことがヤマです。
では、この日常のヨガ、ヤマ・ニヤマについてどのように興味を持ってもらうか、というところですが、
やはりレッスンで伝えていくことです。
中々ヨガ哲学から興味を持つ方は少ないので、
アーサナから始まってそこから広げていけるといいですよね。
それを次回からの記事でご紹介します!
まとめ
ヤマとは
『平和に過ごすために守るべきこと』
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次回は「レッスンに活かす〜アヒムサ〜」です!
お楽しみに〜