認知症の第一人者が認知症になったを観た雑感メモ
NHKスペシャル 認知症の第一人者が認知症になった
認知症の第一人者が認知症になって取材を受ける。
承諾されたご本人と家族すごい。視聴したのは20分頃から。感じたことをつらつらと。
長谷川先生の認知症は嗜銀顆粒(しぎんかりゅう)性認知症
(AGD)
認知症は有名なアルツハイマー型、レビー小体型、ピック病、脳血管性の他、脳のダメージを受ける箇所や推移の違いやらで100種類以上あるらしい。
自分の姿を見せることで認知症とは何か伝えたい
認知症は環境の変化に弱い。環境とは時間、人、場所など
これだけ実績残していれば美しく終わらせたいのは家族としては当然。
1つは医者 1つは患者 僕の心には2つのものがあって やっぱり認知症になってみると本当の認知症の姿がわかる
取材開始は2018年8月 症状は1年前 曜日感覚が分からなくなる。
ピアノ悲愴 書斎は戦場
若い頃の先生かっこいなー
痴呆症→認知症に名称変更を提唱。
認知症の原点
僕の心の高鳴りはどこへい
彼の苦しい心に寄り添えなかったというのが一番の悔いですね。患者さんの奥様。
五線譜を、打ち明けられボロボロ泣いて抱きしめる。長谷川先生。寄り添う心のある先生。
一緒に仕事をしたことのある上司は選ぶことなく気さくで分かりやすく伝えようと心がける人と絶賛されていました。
こんなに大変だと思わなかった。
先生の日記、字が綺麗。
確かさの話。
長谷川式は簡易の問診項目。使うのは医療現場。介護職は学校で学んでアセスメントに反映するくらい。追記:グループホームでは定期的に活用されてるそうです。
デイの生みの親がデイを利用しつまらないと感じる。
「何をやりたいか、何をやりたくないかから入って欲しい。」は大切なことで長谷川先生の仰る通り。利用前に確認されてるけど本人が失念している可能性もあり。
10人前後の利用者がいる中で認知症の進行具合も様々。なるべく多くの人が参加出来るものは分かりやすくインパクト強めのモノが多くなりがち、なので盛り上げる為に職員は声張りがち
1980年代からあのボーリングあったんだ。
限られた人員で多数を見るのだから、一人に割ける時間は減る。比較的穏やかな方や静かな男性は一つのテーブルに集められることが多い。細かな作業レクなど不参加表明し休憩中の可能性あり。
少人数デイはゆったりと出来ると考えるが、多動な方が家族の心配から利用することも多く職員の注力がそちらに割かれることも増え利用者同士で過ごす時間は結構多い。
大規模デイの方が人数が多く状態が近い方に出会える場合も多いみたい。
否定されるし自信もなくなるしそりゃ寡黙になりますよね。
歌から入って怒られる先生。家族反省会で場を和ませたかった本音を受け入れる娘さん。
楽しませようとする思いは病気になっても変わらないことを笑顔で語る。
お泊りを体験する先生。ミックスジュースの歌は衝撃。帰りたくなる気持ちわかります。スタッフがここ使いたい気持ちもわかるけども。
「自分の戦場に帰りたい。」自宅の論文を書いていた書斎に戻りたい先生。先生が戦場に帰還することは家族の日常が戦場になることになるのでは。
奥様の弾くピアノ「悲愴」と目を瞑り聴き入る先生。
曲名は悲しく辛いことを現しているかもしれないけれどその曲は癒しに満ちていて、認知症もそうなっていったらよいのだけど。