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ストレスと人間学メンタルヘルスという本を読んだ。
五月病という言葉があるように、新生活で慣れない環境や人間関係に疲れてしまう心の病気がある。
今年は5月が自粛期間だったので、これから7月頃に疲れが出てくる人が多いのではないだろうか。
特に、今年は学生の夏休みは短縮されて
授業の進み方は早まるだろう。
社会人は、リモートワークなど普段とは違う業務が増えたりイレギュラーな対応があるだろう。

アレキシサイミア【失感情症】という言葉がある。
自分の身体的状態、精神的状態に対する気づきが起こらないことを、ひとつの病的心理として取り上げた心身医学の概念です。
忙し過ぎて、毎日実務に追われていると自分の呼吸さえ忘れてしまう。
カラダが疲れている、という事には気がつけても
ココロが疲れている事には、気がつけない人が多い。
気がつかないフリをしている人もいれば 気がついていても対処法を知らない人もいる。

気持ちの持ち方次第だとストレス状態を無視する、精神主義。
ほかの人も頑張っているのに自分だけ休むわけにいかないと、無理を重ねる順応過剰。
このような考え方が自分を追い込み、
自分のココロを壊してしまう。

この本には、傾向ごとに分類されていた。
必ずしもピッタリ当てはまる訳ではなくても、どこか近い考え方のクセが見つかるかもしれない。


**タイプA **
狭心症や心筋梗塞の原因となる
冠動脈硬化を促進する性格特性。
競争的、攻撃的、野心的、行動は機敏でせっかち。

タイプB
几帳面で秩序を重んじるが形式にとらわれやすく、予定通りにいかない事を嫌う。中途半端が我慢できない。
臨機応変の柔軟性がないため、素早く対処することが苦手。ゼロか100か極端に走ることもある。

タイプC
ストレスを発散して、予防線を張ることがうまくできず自分を責めがちな性格。
仕事熱心、良心的で責任感が強い。
自分が決めたことが達成できないと自分を責め、他人に負い目を感じる。

タイプD
No と言えない性格特性から、必要以上に自分を殺し周りに合わせることをする。
適切に自分を主張することができず、複雑な問題を引き起こしてしまう。

他にも色々なタイプが書いてあり、なんとなく顔が浮かぶ人がいた。
発達障害などの脳機能などが原因の場合や
きわめて多方面的で、完全にこのタイプであると決められるものでもない。

心理的ストレス、物理的ストレス、化学的ストレス、生物学的ストレス
人により、何がストレスと感じるかは違う。

顔も見たことないアンチからの心ない攻撃性のある言葉にメンタルヘルスを犯されて
亡くなってしまった女性を思いながら
この本を手に取った。

自分のココロを壊さないためにも、
他の誰かのココロを傷つけないためにも、
色々なタイプの人間がいることを理解することが大切だと感じる。

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