人間だから、できること
自粛期間中に、今までの生活習慣や仕事内容、キャリアなどについて考え直した人が多いと思う。
私自身も、子育てと仕事と趣味について
今まで何となく続けていた習慣を見直すことができた。
そこで、よく目にしたトピックとして
アフターコロナの世の中で衰退していく企業、職業や
逆に盛り上がっていく業界のこと。
私はヨガインストラクターをしていて、2人の男の子を育てている。
ヨガ業界について、私が考えたことは
オンラインレッスンが勢いよく広まり、どこのスタジオも新しくプラットフォームを作り出したけれど
スタジオに生徒さんが来て頂く従来の対面スタイルは、決してなくならないということ。
なぜなら、生徒さんが口々に『やはりスタジオに来ると気持ち良さが違う、最高!』
『おうちだと、怠けてしまって自主練は難しい』
『先生に直接会えると元気が出る』
と伝えてくれるから。
視界に入る情報、家=休む、くつろぐ場所
ということが潜在意識にあったり
マンション住まいの人は、下の階の人へ無意識に配慮してしまうだろう。
PCから聞こえてくる先生の声は電磁波であり、スタジオで聞く先生の声は、先生の持つ良質なエネルギーの波動である。
オンラインでは生徒さんの様子が見えづらいため、呼吸のペースを把握できずに
先生独自のペースになってしまい、お互いのリズムを合わせることが難しい。
そして、見えないということは間違いにも気がつけないので生徒さんが危険なアライメント(ポーズの形)をしてケガにつながる。
何より、ヨガレッスンを終えたあと
感想を聞いたり、日常のたわいもない話をする時間を共有できなくて寂しい。
その少しのコミュニケーションにより、生徒さんのパーソナリティや悩みなどを伺って
次のレッスンにつなげていく、ということを私は大切にしている。
オンラインヨガのデメリットばかり、書いてしまったけれど
これからの時代には必要不可欠である。
スタジオに行けない遠方にお住まいの方、産後で外に出るのが大変なお母さん方、朝早くor寝る前にサクッと体を動かしたい人など
ニーズはあるので、素晴らしいシステムだと感じている。
しかし、YouTubeとの差別化を考える必要があると思う。
そして、人間にしかできないことは何か?についてこの本を読んで考えた。
AI(人口知能)の存在を知ったのは、
中学生の時に見たスピルバーグ監督の映画でだと思う。あれから20年!!
日々技術が進化していて、東大は合格できないがMARCHレベルの私大には合格できる偏差値に達しているそうだ。
日本の義務教育は、詰め込み暗記が多く
労働者の多くも、単純作業、マニュアル通り、、、AIに代替えされてしまい
仕事を失っていく人が増えている。
AIにできないこと→相手の気持ちに寄り添い想像すること、コミュニケーション能力
イレギュラーな対応(柔軟な対応)
そして、読解力である!
数学の計算は得意でも
文章問題から計算式を考えることが苦手なAI。
A.B.Cから選択する問題は得意でも
小説の内容を読み取り、主人公の心境を予想することはAIには難しい。
子ども達には、AIに代替えできないような知恵や技術を身につけてほしい。
だから、そろばん塾よりも
体力をつけるためのスポーツや、感性を磨く楽器の演奏、そして語学はAIの苦手分野なので
たくさんの本を読んで、日本語はもちろん外国語にも触れてほしい。
なにに興味を持たせるように誘導するかも大切だが、最後は子ども達自身が楽しく学べる事を応援したい。
先が見えない、未来は誰にもわからない
今の考えが、正解?不正解?
時間が経過して、やっとわかることだらけ。
だから楽しい。人生は。
#子育て #コラム #日記 #ヨガ #ヨガインストラクター #yoga #ブログ