#JJインド神話15 〜ハロームンバイ
圧倒的ネイチャーに抱かれて、doki-dokiな選択肢を直感でえらんでたこの数日が嘘のように
ピースな朝をむかえた。隣ではイビキを立てながらお婆ちゃんが寝ている
ムンバイ到着は23じ新月直前。ラマダン明けカウントダウンお祭り騒ぎのムスリム街を、富士サファリパークよろしくタクシーの中で安全に見物しながら駆け抜け(言葉巧みなムスリムドライバーと共に)お世話になるハウスメイトの親戚のお宅へ到着
2便飛行機を乗りつぎ疲弊した初対面のアジア人を、決して大きくない家にウェルカムしてくれた
これまで車窓から、もしくはバイクの背中での、景色でしかなかった”インドの家庭”の内側に入れることに静かに感動
ずっと観てたテレビ画面の中に入れた!みたいな
深夜到着、ごはん代わり消化にいいからと、ヨーグルトの水割りに塩とクミンを感じるグラスを出してもらい私は眠った
翌朝、夜の蛍光灯の下では見えなかったビューティたちがあらわになっていた。
たとえば窓をはう植物のツタからの光、たとえばオレンジ×ミントグリーンの壁、たとえば整然と台所に並ぶ大小のステンレス食器たち
この家に滞在し、アーユルヴェーダの仕事をしている叔母さんとの生活から学びを深めることになっていた
笑顔はやさしいが、常にピシャっと厳しさがあり、いってみればめちゃくちゃ”先生ヅラ”の威厳を放ってる
このエリアは想像していた大都会とはちがい、人と車は多いものの路上ではコバエに好かれてるフルーツや野菜がゴザで売られ、サモサ的な屋台、食器屋、電気屋、穀物屋などきわめて他のインドと変わらず
さいごの都市、インドのTOKYOと呼ばれる表参道エリアに足を伸ばそうかなーオーガニックパトロールしたいなーとの妄想計画もあったが
あのーシティに出るにはどのバスで、、と訊けば
シティ?ここはムンバイ市だけど?
と一蹴。小平市で、TOKYO?ここ東京都だよ、といわれる感覚と理解
日本で師に飢えてる私は、共同生活ができること自体がミラクル。無駄な抵抗はせず彼女の管轄下で行動しよう、と早々に心に決めた。そして彼女をこっそり”サリバン先生”呼ぶことも
ここは多数のファミリーで同居してて、誰が誰の兄弟でいとこで甥で孫なのか数日は分からなかった
ヒンドゥー語でいとこって言葉がないらしい。ぜんぶブラザーorシスター!
おばあちゃんは毎朝、マリーゴールドをぽんぽんのようにし神棚に捧げて、お香と鐘を鳴らし家の中を浄化、さいご仕上げに自分のオデコに印をかく。
入り口に魔除けの結界として粉チョークで曼荼羅を描くのはサリバン先生の役目
朝イチの日課の瞑想を終わるとチャイとビスケットが運ばれてきた
あぁイタリアの友人の家庭を思い出す。カプチーノとビスコッティ感覚ね、と食べてるとワンコソバ方式に追加されるクッキーたち。
あれれこれじゃティーがたらないモグモグと思ってたらティーも追加され。こんどはまた口さみしくなりクッキーのお代わり、の永遠ループ。どちらもだいぶ甘め、それが美味しく感じるのがそう、インド
うわヨガするにはハラ重いーてうだうだしてたら、朝ごはん作るから見て学びなさい、とお呼びがかかる
アレ今のは?!
「今のはモーニングティよ」
インドはティータイム2回が3食のほかに組み込れてると知る
ダールとチャパティの朝食を食べたあともみなそろって、玄関の扉を開けはなち籐のいすから外をみてる
あれーこれなに時間?なに待ち?と集中力がきれないよう、相槌に精を出したり、質問をひねりだしたり努めたが
のちにこれは”何もしないを共有する時間”であるということ解釈。話すでも話さないでもなく、家族とただヤシの木を眺めることを覚えるまで時間はかからなかった
お手伝いも断られるし、気をぬいて過ごしてたらいつのまにおかあさんが私の脱け殻のふとんを整えてくれてたり。はずかし!とかも最初だけで
おばあちゃんが隣で掃きそうじしてるのに私だけ昼寝してる、とか、みんな食事準備してるのに私だけ昼寝してる、とか
実家以上の実家感!! ゲストなんだからいいのいいの、をホント真に受ける日本人っているんだな、と自分ごとながら感動した
ってくらい、もはや疲れがどどどどと表にでてくる頃。インドきっての安心空間。守られてる、家庭、家族てすごい!(て私のじゃない) ゆるむー
しかし早かった〜今回気遣いをあきらめるの。初日の朝起きて数時間もたなかった
あきらからに私がまとってるエナジーが変わってる。昨夜のいいオンナ感は一夜限りの夢。て覚めてもまた夢なんだっけ?
ここへきて”してもらう甘え”さえも相手へ贈るギフトだな、とゴウマン極まりない斬新な悟りを得たところだった
サリバン先生はJJ個別カリキュラムを綿密に計画。「私達には5日しかないのよ。アナタがしたいことは全部してくわよ」と眼鏡をきりっとさせ私へtodoリストを訊いた
JJふわっと スリランカで買ったアーユルヴェーダのブランドの乳液がほしい〜と申し出たら
は?市販の?は?添加物たっぷりの?はー?
この私がハーブ調合するので”工業製品”なぞ買う必要ナシ!
と一喝
えー、じゃ、それで、、いいです
安心を得たところでも、登場人物いたってアクつよめ
類は類を‥‥アクつよいヤツわたしか!?
さあ、アーユルヴェーダな共同生活ははじまった
つづく
YOGA HERE からのお知らせ
東北芸術工科大学にて『お能 de ヨガ』開催決定!
能舞台でヨガ、自分とつながる。観客席からどうぞご参加ください。
マット不要、参加費無料。ラジオ体操感覚で、着の身着のまま、ヨガしませんか。
とき:2019年 10/14(祝)11:00~
ところ:東北芸術工科大学 水上能楽堂 (山形県山形市内)
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YOGA HERE 芸工大マルシェ出店!
ちくちく布ナプキンを手縫いするYOGA HERE ブースを、芸工祭の 10/13(日) 14(祝) 2日に渡って出店します。
そのオープニングイベントとして参加フリーのヨガを、水上能舞台の上でおこないます。
むづかしいことは抜きに、みようみまね、きのみきのまま、ヨガしませんか。
観客席をつかった、チェアヨガ(座ってできるヨガ)ですのでヨガマットや、格好などきにせずに、どうぞ。
布ナプブースについては追って告知します、が、ひとこと予告!
じぶんに一番身近な衣。布ナプキン。
自分で繕う、ていいものです。私は自作の布ナプに変えてから、周りから大切に扱われるようになりました。じぶんを大切にしよう、が外側に現れるような気がします。
よくきく”断捨離”も、内と外がつながっているというヨガの叡智のアクションですが、わたしがそれを
自覚したのも、このオーガニック布ナプキンに変え、原始的なことからじぶんを大切にしたあたりからでした。
ヨガマットの上でなくても、ヨガをかんじることは日常たくさんあります。
do ヨガ からbe ヨガへ
YOGA HERE 主宰 JJ Nao
アーユルヴェーダのある暮らし、まずはここから!まずはヨガから
問い合わせ:yogaherebooking@gmail.com