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先生はあなたの身体
インストラクターのともみです。不思議=不可思議。思議することは不可なのです。不思議なことはそのままにしておこう。不思議なことに思いを巡らすことが好きです。ぼわんと思い巡らしている頭の中をブログに書いていこうと思います。
私、とはなんですか?身体と私をごっちゃにしてませんか?身体と私は別物。身体は、私、の身体。私のってことはコントロールできる?いや、全然できない。
身体は、暑ければ体温を下げるために汗をかき、寒ければ鳥肌になって体毛を立たせ、皮膚の上に温かい層を作ったりガタガタと震えて熱を生む。生理も勝手に始まり、勝手に終わる。寝ても覚めても心臓は動き続け、呼吸をし続ける。私たちはなにも手出しできない。私の身体とかって言うけど、本当に私のものなのか?コントロールもできないのに。
誰から教わることもなく、その能力をもって生まれてくる。人間は、クローンで増やすことはできても、ゼロから作ることはできない。他の動物や水や木などと同じ、超天然物だ。すべてのものがひたすらに命の営みを続けることでこの世が成り立っている。誰がなんのためにやってるのだろう。
自動車の追突事故の車内カメラを見ると、追突されるほんの少し前から身体は屈んで死を免れようとしている。あとで本人にきくと、一瞬のことで全く何もできなかったというが。本能、潜在意識で体が勝手に動いたということだ。
氷山の一角が顕在意識、その他海の下の大部分が潜在意識とはよく言われるように、私たちはなんでもわかった気でいるが、何もわかっちゃいない。逆に身体はなんでもわかってる。超絶すごいのだ。だから身体のいうことをきいたほうがいいと私は思ってる。自分の少ない経験で凝り固まってる脳みそのいうことではなく、本能であり潜在意識が動かしている身体のいうことを。
簡単だ。寒ければ何か一枚着ればいいし、お腹が空いたら食べればいい。これできます?会社で働いてた時の私はできなかった。会社が悪いのではなく、自分の問題ね。まさに脳みそのいうことではなく、身体のいうことをきく。ヨガですなあ。
私は運動は嫌いだが、ヨガは好きだ。私の中での運動は、競争。速さや距離を争うもの。自分を高めるもの。素晴らしいこと。でも良し悪しでジャッジしなければならないから好きじゃない。だって、この世に良し悪しなんて存在しないから。あるのは解釈だけだから。
私の中でのヨガとは、自分をひたすら観察すること。ポーズをとるなら、どこが突っ張って痛いなとか、ここが伸びて気持ちがいいとか、ただひたすらに感じること。瞑想なら、脈をうっているのを感じたり、心臓の音に耳を傾けたりして、命の営みを感じること。こうすべき、ああすべきの良し悪しは存在しない。すべて、
ふーん、そうなんだー。で終わる世界。
これができると、なにをするよりも癒されるので、死ぬまでに体得できると人生が楽しくて仕方ないと思います。そんなことを言う私は、ヨガではなんぼかできるけど人生ではまだまだです。でもね、その時すっごく感じるんです、幸せを。
上手くできなかったり、何か不具合があったりすると、自分の身体を責めますよね。逆です。身体を尊敬してください。あなたの先生だから。脳みそは間違うけど、身体は間違わない。脳みそのいうことをきくと苦しいけど、身体のいうことをきくと楽しい。
インストラクターとは導く人のことです。先生は身体、イントラは伴奏者、どうしたいかを決めるのはあなたの魂。魂って良い響きだなあ。
溝の口ヨガスタジオ Yoga Day1
毎週火曜日10時〜
ゴルフボールで足裏をほぐす時間 担当者 ともみ
ヨガじゃないんかーい。
ヨガ、身体の動かし方、おしゃべりなどなど、マンツーマンレッスンもやってます。