「いやなこと」には2種類あると今更ながら気づいた話
自分の好きなこと、やりたいことは何だろう?と考えているうちに、その逆に考えが行きついたので、それについてお話します。
「いやなこと」を冷静に観察してみた
日々生活していると、「ああ、これいやだ」という感覚が発生することは多々あります。「好きなことのためなら、こんなの屁でもない!」とポジティブ思考で乗り切ろうとしますが、まぁこう思っている時点で、いやなことだと感じていて、ストレスはわけですよね。そしてなんか無理くり押し込めている感じもして、なんか嫌だな、と最近感じるようになっていました。
でも、その「いやなこと」を冷静に見つめてみると、2つに分けられるし対応方法も違う、とふと気づきました。今更かよ、という突っ込みが多数寄せられそうな内容ですが、自分的には改めての大きな気づきでしたので、その内容をお届けします~
※押し付けるつもりはないので、個人的な意見として軽く聞いてください。
いやなことは2つに分けられる
結論から言うと、「いやなこと」って、言い換えると「嫌い」と「苦手」のどちらかになると思います。そして、どちらなのかを冷静に判断してみると、そのあとの行動も変わる、と思います。
その2つに振り分ける際の基準は「経験量」じゃないかな、と個人的には感じています。
経験量があるのにいやなものは「嫌い」、
経験量が足りなくていやなものは「苦手」、になるのではないかと。
「嫌い」と「苦手」の違い
まず「嫌い」。
これはもう、自分のポリシーだったり、生理的なものだったり、それに反するものに対する拒絶反応。はっきり言って、避けることが一番。
振り返ってみると、「嫌い」に分類されるものって、自分ではどうにもできないし、どんだけ経験してもいやなもの。
あきらめて受けれるか、避けて通るか、のどちらかの行動しかとれないのでは、と感じています。
つぎに「苦手」。
こちらは「経験量が足りなくて、自信が持てず、(やりたいのに)やりたくない」というもの(←ここが自分の中での一番の気づき)。
こうやってnoteを書いたりしているので「嘘だ」と言われることを承知で書きますが、わたしの苦手なことの一つが「人前に出て、発表すること」です。
子どもの頃から本っ当に苦手!!
ピアノを習ったり、絵を描いたりしていましたが、それを人前にさらけ出すのが苦痛でした。コンクール類は全力で避けて通ってきました。
出してもいいけど、自分のものだとわからない状態がいい、という気持ち。
でもね、ピアノも絵も嫌いではなく、むしろ好き。ただ、それを「人前に出す(見せる)」のが苦手。何言われるかわからないし、一人でこっそり楽しんだ方が気が楽…という気持ちなんです。そして、不思議なもので、出してみると案外大丈夫だったりします。笑
なので、苦手に分類されるものは、経験量を積んだ方がいいものだな、と思ったわけです。嫌いじゃないのだから、最初は苦痛でも、慣れてきたら(経験量が増えたら)いやじゃなくなるはず。
そう、「苦手」はなくしていけるものなんだなぁと改めて思ったわけです。
とりあえずやってみようぐらいでトライしてみて、そのあとで「嫌い」なのか「苦手」なのかを見極めればよいのかな、と。
まとめ
というわけで、いやなことへの対処方法。
1.冷静に「いやなこと」を観察し、「嫌い」と「苦手」に分類する。基準は「経験量」。
2.「嫌い」は、全力で避けるか、悟りの境地で受け入れる。
3.「苦手」は、最初のハードルをぐっと飛び越えて、とにかく経験してみる。
とはいえ、最初のハードル超えるのが一番の課題…
前の職場の人(中途入社の方)に、
「初めての仕事で不安だったときに、『どうにかなりますよ!』って言ってもらえて本当に救われました」
と言われたことがありました。
もしかしたらそういう風に、背中を押してくれる人が傍にいてくれることが、苦手克服の一番の近道なのかもしれませんね。