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ヨーガスートラとはなんぞ
ヨーガスートラとは、ヨガを学ぶ人が心の問題にぶつかった時に紐解く根本経典のこと。最古のヨガ教典、最古の根本教典です。
というふうに聞くと難しそうだけど、私たちの日常の悩み事に答えてくれる鍵が散りばめられている。
「ヨーガ」とはは「繋がり」「くびき」といった意味があります。
心と体を繋ぐもの。それがヨーガ、ヨガです。
その前に…ヨガ。正しくは「ヨーガ」なんです。
ヨーガというのは日本では一般的ではなく伝わりにくい。便宜上「ヨガ」と短く言ってしまった方がいい。伝わりやすい。ので、私もヨガと言っています。ヨーガって言いたいけどね。
話を戻しまして、体は疲れているけど心が焦っていたら繋がっていない状態ですよね。心と体がバラバラの状態。
焦っていて、もっと行動しなくては!!と思っていても体が疲れていたら、今日は心も休めて、明日にまわそう。と考えてみる。こういう行い、選択も「ヨーガ」なんです。
自分の小宇宙と、大宇宙。大宇宙は言い換えると「神様」「大いなる存在」そこと自分と繋げる。そんな意味も「ヨーガ」という言葉には含まれます。
ヨーガスートラの「スートラ」とは縦糸という意味。
ヨーガスートラの教えはいっぱいあるけど、それを知っていくとそのうち一つの数珠のように繋がり「ヨーガ」というものが見えてくる。そして「自分」というものもわかるようになってくる。
ヨーガ・スートラ→「ヨーガ(繋がり)」を学ぶ「スートラ(縦糸)」
自分の生活を豊かにする知恵が詰まっているヨーガスートラ。自分の内側を
旅するガイドブックとも言える。
数千年前から人の悩みは変わらない。数千年前に人に向けて書かれたはずの経典が現代の私たちを救ってくれる。ワクワクしてきませんか?
悩みにぶつかった時、ヨーガスートラの教えがあなたを救ってくれると信じ
て、私はここにヨーガスートラをわかりやすく記していこうと思います。
ヨーガスートラについてもう少し詳しく説明すると、ヨーガについて書かれた最古の経典は「ヴェーダ」と言います。
この「ヴェーダ」、情報量が膨大すぎて理解できる人が少なくなってしまったそう。「ヴェーダ」の中からヨガの要素だけを抜き取ってまとめられたのが「ヨーガスートラ」なんです。
この「ヴェーダ」は誰かが考えて書かれたものではなく、聖者が瞑想時に宇宙から受け取ったものがまとめられたものらしい。神様の言葉とも言えるし、自然の叡智を人間がわかるような言葉に書き換えたとも言える。
だから全ての人に当てはまる。
ヨーガスートラはパタンジャリという人がまとめた文献ですが、パタンジャリさんが書いたというより、宇宙からの膨大な情報をパタンジャリさんがまとめたと考えられている。
それがヨーガスートラです。
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