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御書印のついで~洲本市西部/淡路島@兵庫県〜Book & Coffee Coyomi
両親との淡路島2泊3日旅行を7月最終週に予定していたところ、7月11日に淡路島の御書印店が初めて追加されたと分かり、当初予定の旅程に続けて、1人で五色町で1泊旅行し、翌日ひたすら歩いて書店に向かいました。
書店があるのは島の西中部にある新五色浜です。徒歩はお勧めしません。出来れば車で、レンタカー借りるかタクシー、車の使用を避けたければ自転車をお勧めします。
旅の始まり 淡路島北部の北淡IC
神戸方面も、洲本方面も、その他各地も同じバス停なので、乗り間違えないように。
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サービスエリアではないので何もありません。階段を下りれば、中はあまりきれいではないトイレがあります。
1時間1本程度北淡路を巡回しているあわ神あわ姫バスは1回は500円だけど1日券は1000円。神姫バスなら距離で料金変わります。
絶景目当てにパンケーキ屋へ
「幸せのパンケーキ前」というバス停で下車。
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パンケーキ自体は東京でも横浜でもあちこちで食べられますが、目の前に広がる海と、インスタ映えなモニュメントはここならではです。
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レストランの予約はほぼ満席でしたが、テラスは並べば1人でも入れます。平日の10時半頃で、10分程度で入れました。
ただ注文してから随分時間がかかり、1時間では慌てる必要ありました。
行くなら1時間半位、時間に余裕を持っていきましょう。
伊弉諾(イザナギ)神宮
境内の案内によれば日本最古の神社とか。
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風情のあって大きな神社ですが、入口脇に政治家の看板があったり、改憲賛成のノボリがあるのがちょっと違和感がありました。
イザナギ・イザナミを祀っていることから縁結びや夫婦円満に御利益があるようです。
線香工場が軒を連ねる江井地区
この一帯はいくつもの小さな線香工場があります。淡路島で日本の約7割を生産しているそうです。
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店頭販売している淡路梅薫堂江井工場に伺いました。この地区で店頭販売しているのは2軒のみとのこと。奥で黙々と職人さんが作っておられましたが、写真NGです。
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長居する場所ではありませんが、一方で昔の手工業の只住まいを感じられたので、丁度30分後にバスがあるタイミングで立ち寄れて運がよかったです。
あまちゃ香はこちらのお店だけが作っておられるということです。
五色バスセンター
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実質的には書店最寄りのバス停留所です。ここまでなら神戸方面からのバスも定期的に走っているので便利なのですが、Googleマップによれば、本屋までは徒歩で1時間超かかります。
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バス停横の記念碑は、江戸時代に択捉島への航路を開いた、この地出身の高田屋嘉兵衛の記念碑です。
・コインランドリー
バス停からすぐのところにあり。クーラーがボタン押せば30分付きますから、と管理人に教えて頂き、待つにしても快適でした。
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・長林寺〜淡路島七福神めぐりの一つ、本堂行ったのに撮りそびれ。
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・ミニ明石大橋
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・温浴施設「ゆーゆーファイブ」
ゲストハウスにチェックイン後、車で5分の「ゆーゆーファイブ」という温浴施設の200円割引券を頂くだけでなく、無料送迎までして頂きました。
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山の上で気持ち良い。会話の内容から、地元の方々も多いようでした。
まずは日の入り。毎日見にきているという方によれば、雲が地平線にあっても今日はマシな方とのことでした。
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その後、午後9時前にゲストハウスのオーナーに車で送迎頂き、「海ほたる」(写真右下)を案内頂きました。
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空には天の河も含めて満天の星がありました(写真左)。街灯が少ないからこその眺めです。
写真でその美しさが上手く見せられないので、興味のある方は現地で是非ご覧下さい。
なお、近辺のグルメでは、さわら丼がテレビで取り上げられたようですが、この日は臨時休業でした。
御書印店を目指して
ゲストハウスにはレンタルサイクルのサービスもあり、予約して利用すべきでした。しかし、無謀にも借りないという選択をしました。
オーナーさんは地元出身の方です。御書印店はご存知でしたが、交流はないようです。
移住希望者が宿泊されることも多いようですが、よく無農薬野菜を作りたいと言う人が多いが、その事業のためにはまずは稼ぐ必要があるのではないかと実現性に疑問をもったり、バックグラウンドが人それぞれで交流が深めにくいようなことをおっしゃっていました。
若い世代は経済も右肩下がりで、閉塞感のある時代を生きている一方で、経済的な豊かさよりもSDGsや無農薬やらに高い価値を置いて、素直に真面目に求める人がそれ以前の世代に比べて多い、と私は思います。
ただ、それは強い意志を持って多くの努力をしても実現できるとは限らないし、さらに経験もない移住者が土地に根付いてそこまでの努力が出来ると信用するのは難しいことだとも思います。
ちなみに、御書印店の経営者は、私がWebでインタビュー記事を見たところ、旦那さんは地域おこし隊で来られた方で、奥さんは地元洲本市出身です。
お互いが交流の機会がないままに、誤解や価値観の違いが理解されないままになっていることは多いのではないかと、通りすがりの部外者はもどかしく感じました。
・コミュニティバス
五色バスセンターから五色地域福祉センターまで南東に下るルートに乗ったのは私1人。ここまでが丁度料金の変わり目ですが、料金表に不慣れな様子から見て、この区間を乗る人がいないようでした。
五色地域福祉センター近辺
・Sava?BAKERY
パン屋さんです。地域福祉センターから徒歩13分、お店が開く前に撮りました。
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パン屋の横にバス停がありましたが、バスは無いに等しく、Googleマップにあった「あわじ花トイレ」は看板のみで、撤去されていました。
その後はパンを食べながら1時間、ひたすら西へ休み休みで歩きました。
後から考えると、帰りのルートよりは遥かに景観もよく、歩きやすかったです。
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御書印店に到着
Book & Coffee Coyomi には服も汗びっしょりで、明らかにおかしな客状態で到着しました。
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coはコーヒー、yomiは読む、コーヒーを読むからつけた名前です。旦那さんが本、奥さんがコーヒーを担当しています。
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鳴門オレンジと梅のかき氷、水出しコーヒーを頼みました。
本は古本と新刊本両方ありますが、新刊本は小さい出版社の本が多いでしょうか。淡路島の本を集めた棚もありました。
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近くの新五色浜は、施設老朽化で海水浴場としては止めたそうですが、水遊び程度なら良いようです。
帰りは1時間半、元来た道ではなく、ひたすら北へ五色バスセンターに向かいます。アップダウンがあり、海が殆ど見えない過酷な道でした。
・唯一のトイレスポット 角川(つのかわ)公園
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五色バスセンターから神戸・三ノ宮に向かうバスに乗り、明石大橋を渡ってすぐの舞子で下車して、淡路島の旅は終わりました。
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服全体から塩が吹いてしまいました。しかし、景色と、穴場感はまた味わいたく、次の機会があるなら自転車で行きたいです。